おまえ・・・この戦争が終わったら
どうするつもりだ?。
考えたことも無かったな。
あんたは?どうなんだ ジャック。
主人公である 深井 零 中尉 と 上官 ブッカー少佐 の何気ない会話。
オリジナル・ビデオアニメーション作品 戦闘妖精 雪風
Vol.4 本編の台詞から。
突如、空間通路を発生させ侵略してきた謎の異星体ジャムとの戦争。
遥かな彼方にある惑星と亜空間で繋ぎ、人類は惑星をフェアリーと
呼称しながら大挙して進出する前進基地を造り泥沼の防衛戦を展開。
感染禍や東欧の戦争のように泥沼化し、遂には反社会的人間までも
兵員として投入しなければ維持出来ない戦線に正義はあるだろうか。
80年代作品でも既に戦争への無人機依存が問い質されていますね。
いまでは地球人類社会でも異星人?侵略など曖昧な前提の世界観だ。
どことなく孤独で相容れない両者の関係が怪しくて不思議な魅力的。
ああ・・故郷(くに)に帰って
百姓でもやるさ。
そうだ 一度おれの故郷に
連れて帰ってやる、
畑ばっかりで何もないとこだがな。
そんな … ふたりの印象が、どことなく終始?ライダーの気風なのだ。
OVA作品中には オートバイなど描かれることは皆無なのであるが、
大空と戦闘機を存分に描写した『戦闘妖精 雪風』に独特な佇まい。
個人的に好ましいアニメーションなので、ことあるごとに紹介する。
長編のSF原作は、神林長平氏の小説だが、読んだことが無くて、
それくらいアニメ化されたイメージにのみ親近感を得た自分です。
Vol.4といえば、空間通路を経てフェアリー星から メイヴ に搭乗
した二人が地球に帰還、南極上空で追跡してきたジャム(敵)機を
相手にした空中戦となる(メイヴという機体名称 … 雪風のこと)。
この南極側の防衛を日本の艦隊が担当する描写で、艦載機の呼称が
イーグル!となっているところが心憎いのだ。
兵器を代償とし、破壊と殺戮にしないためにも有人戦闘機の意義が。
いつだって無意味な戦いの本質を考えさせる名作はあるものです。
(写真は、最近撮ってきた小松基地の戦闘機画像 もちろんF - 15イーグル)
… 何気なく、そして相容れない存在感が漂う? 実にライダーもそう。
作品を知らなければ、何のことかも解からない本編のことだけれど、
僅かでいいから観てもらいたい名作という位置を占めるお勧めアニメ。
みなさんの印象?はどうなのだろうか、まあ?そんなこと関係ないか。
異星だろうが、国籍や男女が違い相容れなかろうと関係ないものだ。
ただ … 互いが存在する相対的な寂寥などに混わらず共鳴する心理。
うむ、いまも遠く自分が求める何か?が描かれている作品です。
私は ロック音楽に疎いほうなのだが、もしかしたら
イギリスのロッカー♪気質が似ているのかも。
時代を経て 戦闘妖精雪風 をお勧めします。
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然るに真の純粋とは?なんだろう。