Returner
反転した R のロゴ・・ 懐かしい リターナー” 邦画のSFアクション。
世に MATRIX” が大流行した時代、日本にも波及した?それっぽい映画。
観に行きました映画館で(この頃は、よく映画館に通いました)。
人気の程は知りませんが、山崎 貴監督がどんな人柄か解かった気がする。
キャスティングには、 金城武 さん(ミヤモト)や鈴木杏ちゃん(ミリ)役が熱演。
ハリウッドの高尚すぎる大作に較べると、日本のティーンズにも共感できる内容。
ジュブナイル”を撮った山崎監督の善意にも似た作品世界が好めました。
どうしても意識されやすいけど、マトリックスのイメージはアクションに影響してる。
2002年に地球に侵略した異星人との攻防で荒れ果てた未来から・・
戦略的時間兵器(タイムマシン似?)で2084年から時空転移してくる 少女ミリ。
彼女は、ターミネーターの如く現代にいる最初の敵異星人を抹殺する目的です。
ところが、真実は逆で・・ 敵意の無い異星人を殺したのは人類側。
戦争は悪い人間達のせいで起こったと知らされます。
リターナー” とも呼べる闇世界の奪還者?無頼漢のミヤモトに出会い、協力を
願う彼女を・・ 信じないで袖にするミヤモトですが、中国マフィアで臓器売買まで
行う敵のミゾグチが共通の敵となり真実も知るのでした。
トラブルの為、地球にゲートという特殊能力の異星人を避難させた宇宙船が
深宇宙に戻るには、その異星人の能力が絶対に必要なのです。
ところが避難船が不時着、ゲートもろとも鹵獲されてしまい、しかも悪意で殺害の
危機に至る大ピンチ。 お互いの信頼を得た主人公たちは、侵略の真実を知り
異星人の救出に奔走するのでした。
ゲートを失えば太陽系から故郷に帰れない異星人の母船は、地球人と一触即発
の緊張状態に突入し、ミヤモト・・ そしてミリの戦いに勝機はあるのか。
タムリミットは3日間、果たして地球の運命は!!。
ドンデン返しもパラドックスも盛りだくさんで初秋の映画館が
ダグラ~!!(チベットの言葉で『敵』を意味します。)
未来から突入(笑)してくる ミリ が転移した座標は・・
2002年 10月 19日のヨコハマ
わたしたち日本人は、元をただせば根拠の無いハッタリ国家。
デジタル映像もいいけれど、横浜を舞台にしてる異国感や ジャンクさ?が好き。
和製スターウォーズ的な映画が氾濫したように、時代はMATRIX に没頭さ。
まあ・・ 金城さんが 本編でYAMAHAのXJRで疾走したり(嬉)悪くない演出。
ミリ役の鈴木杏ちゃんも 未来の荒んだ戦いで最後の砦(チベット奥地)から脱出。
弟の形見を離さず飢えてるとこが・・ 非論理的に何故かカワイイ。
ミヤモトの料理したアルデンテを激喰いするミリの様子がチャーミング。
脇を固める名優に 樹木希林さんなど怪演している女優様がカッコイイ。
岸谷五朗さんが超悪役なミゾグチを演じてしまう役者馬鹿ぶりも凄いですね。
全集中して観ましょう!!
実は相当に面白い作品 『リターナー』
これからの日本社会の救世主的なヒントも散りばめられている気がします。
秋の夜長に借りてきてもいいからご覧くださいね。
写真集 HP
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いまなら?ミリが~たまごかけごはん美味しく食べて見せるとか。
それは庶民的すぎるホームドラマになる。
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