仮面ライダー 

 DVDコレクション

  Masked Rider Dvd Collection

 

 

 

 

 

 仮面ライダー” このキーワードに縛られながら多様性を模索する。

 21世紀初頭のライダー作品は、仮面ライダーという存在や意識を

 凌駕した旅立ちだった。

 

 間違いなく 昇華したと思う、クウガ とは・・ そういう意味で素晴らしい。

 

 

 

 

 20世紀最後の仮面ライダー作品が?どんなものだったか私は知りません。

 (資料によれば、石ノ森章太郎先生の仮面ライダーJ” という作品だったそうですよ。)

 

 しかし製作サイドは、そのイメージを払拭し 新しい時代観に夢を託したはず。

 私個人としては、特撮作品に出会い・・ 物語りに好感を得たというスタート。

 まだ粗いCG表現もあり、映像への革新に挑戦した意識が伝わりますね。

 役者さん達が いい仕事してるな、観る度に異色のという表現がマッチした

 まさに製作側の総力戦!!とも言える情熱が静かに伝わるんです。

 

 五代雄介の歩み、強化の果てに漆黒に黄金色を纏う姿となるクウガ。

 児童向けの華々しいイメージとは趣の違う、残酷シーンも連なる特撮魂。

 このクウガという戦士から表現したい争いの陰惨さや守護者の苦悩など、

 現実の平和は、誰かの犠牲で保たれる表裏一体の世界観を痛感します。

 

 

 

 今号の表紙は、究極に近づく 黒いクウガ ・・ アメイジング・マイティ

 

  DeAGOSTINIさんから 仮面ライダー・クウガ DVD本 第九集。

 

 

 

 

 

 

 究極の闇をもたらす危険性?

 

 ますますテレビシリーズが、スポンサー営利?主義の玩具的な作品ばかりになり、

 重いテーマも社会へのメッセージも薄れた空虚な宣伝番組化していく残念さ。

 いまも謎を秘めたクウガを改めて鑑賞すると、監督たちの個性まで尊く思う。

 映像表現も設定も解る、でも強烈に伝えたいメッセージが無ければ特撮はダメ。

 その根底には、超大作映画と寸分も変わらない製作者の心意気が凝縮する筈。

 

 

 

 

 

 

 

 右下矢印(注)送り先は既に終了しています。

 

 

 

 

 その優しさの心を失うかもしれない・・

 

 さて、クウガの超変身?と呼ぶより、チカラの奔流に辿り着きそうな黒い姿。

 次々と人類に襲い掛かるグロンギの最凶怪人を迎え撃つ限界が近づく時・・

 五代雄介の脳裏に浮かぶイメージには、底知れない暗黒を抱くような嫌悪感、

 解明された碑文の内容からも・・ 敵と同化したような邪悪さと紙一重の危険。

 なってはならない姿・・ 理性すら制御できない闘争のみの狂戦士の黒き陰影。

 幾度も豹変しかねない己を自制しながらも、強敵ゴ・ガドル・バに対峙し変身。

 これまでで最大の能力を発揮することで人々を守りきったクウガ。

 そんなリスクを冒して戦うクウガに 微笑む第0号・・

 終幕に向け カウントダウンが始まっている。

 

 

 

 

 

 現代の日本が陥る混迷、クウガのドラマには解決法が垣間見えている。

 奇麗ごとかもしれないね、だけどさ・・ そのほうがゼッタイに叶って欲しい。

 

 誰ひとり 傷つかない世界なんて無理だ、だからこそ全力で守る!!。

 

 

 

 

 

 

 あの日・・ 求めた救いの幻影

 

 太平洋戦争敗北、日本民族は誰よりも理不尽さを抱いた戦後を生きた。

 己を庇護する謎の超人像、どの国よりもヒーローが濫立する心理の所以か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 侵略・・ 遊戯・・ 謎が深まる悪意の殺戮が襲う時。

 超古代、生物兵器となるグロンギ戦士を誕生させた文明は何処に?。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真集  HP

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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