意外な新事実が判明
サラサヤンマ 遂に撮影出来ました。
ヤンマ科 サラサヤンマ属 その和名は サラサヤンマ
Sarasaeschna pryeri という学名がある サラセン模様の蜻蛉です。
自宅の池にやってきます。
オニヤンマ とか ギンヤンマ は珍しくもない・・ 優雅にグライダーのような
飛び方で 夏を感じさせますね。
ヤンマ としては小柄。 この昆虫の特徴は、幾分?原始的なのだそうです。
普通のトンボ を観察すると・・ 波紋を描くように 水面に産卵していますよね。
ところが サラサヤンマ の成虫は、池の畔にある木や岩などにとまりながら・・
尻尾の先から 卵を産み付けていくんですよ不思議な光景。
涼しい頃にも出没していましたが、真夏の今日 メスを 撮影できました。
実家の池では、産卵するトンボの姿は珍しくないのですが、希少種サラサヤンマ。
北海道を南下する地域、九州や四国 そして南西諸島の北部離島にも生息?。
わりと希少な存在の 珍しいトンボさん
もう神出鬼没・・ 目撃する瞬間に限って(笑) 手元にカメラがない。
今回も 産卵で乾いた岩の表面に産む様子を眺めながら ・・ 撮影は無理かと
諦めそうな気持、大急ぎでカメラを手に戻ると ホバリングしながら木立を飛ぶ
サラサヤンマ ・・ 樹木にとまり 動きが静止したところシャッターチャンス。
しかし、本来のサラサヤンマ?と体の模様が違うような気もする。
(そこで、考えられるポイント・・ 目撃した瞬間から カメラ用意までのラグに
別のトンボ が飛来して 撮影時に気づけなかった可能性を示唆)
なにげに暮らせば遭遇するが、待ち構えても会えない関係。
出現シーズンとなると、5~7月頃だそうですが、8月も飛んでますね。
卵は孵化すると、幼虫は歩いて 池の中に入水し水中生活を送ります。
普段は 気づきませんが、毎年の行動を見る限り 池で世代を重ねているはず。
新事実が判明!!
陸の石や苔などに産卵する生態を見て、サラサヤンマだと思っていましたが
別にいる種類の ヤブヤンマ も姿や産卵の方法が似ているんです。
しかも活動する季節が 9月ごろまでと、目撃と合致する。
写真判定で?よく調べると、特徴の三角が続く更紗模様が解かりにくい?。
そんな理由で ヤブヤンマ の可能性が浮上しました。
ヤブヤンマ も区別しにくいほど似ているんです。
この場合は、北海道にいない、本州から沖縄方面にも分布するそうです。
(樹木に隣接した 鯉などの池にも現れるという説明も?心当たりが)
さて、どちらのヤンマ?なのでしょうか。
それとも 両方が庭へ産卵に来るなら嬉しいです。
昆虫たちが訪れる・・ 不思議のお庭。
写真集 HP
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ハンコも様々、蜻蛉の家紋とかなら日本にありますね。
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