伊豆半島の旅では、有名な温泉地らしく 歴史ある様々な風情に出会えます。
  あじさいの美しさと温泉を満喫できた 下田からの帰路・・
  次に立ち寄った 伊東温泉 にある、懐かしい昭和の初期に造られた木造建築の温泉旅館。
 
それが 東海館 なのです。 
 
      伊東温泉を流れる 松川の河畔に佇む 大正末期から昭和初期にかけた建築様式。
      近代化した街の風景から ここだけタイムスリップしたような旅館の全景です。
      (対岸の 松川 遊歩道より撮影)

 
 伊東駅から来られますと 方角は南西に向かい 徒歩で 1キロほど市内を移動します。
 列車の旅人ならば、通る道筋から湯の花商店街を愉しまれると発見もあるそうです。
 (この キネマ通り も市内のアーケードで、東海館の間近にあるランドマーク。)
 
 私は、クルマで太平洋岸を走る 国道 135号線から 
 松川に沿った道路市街地側にハンドルを切ると・・ 数分で 東海館 の付近に到着しました。

 

 創業は・・ 昭和三年 (1928年)という 温泉旅館を営まれた時代の面影。
 そして 70年を数える 平成九年(1997年)、愛された旅館の歴史に幕を下ろしました。
 
 まさに昭和初期のロマンを漂わせる 伊東温泉の財産ともいうべき木造三階建の建築様式。
 温泉旅館『東海館』は貴重な歴史を物語る原風景なのでしょう。
 
 私がいる上流の大川橋から 河口の海へと 淀みない松川の清流と・・ その癒しの景観に。
 
 
 松川遊歩道からの眺め、左手が東海館になります。
 そんな風情で並ぶ右側の建築物は、油差しの形状をした望楼の旅館いなば・・ だそうです。
 どちらも独特な望楼のある特徴的な姿で、立ち寄る人々に温泉の風情を感じさせてくれました。

 
  伊東温泉観光のヘリテージとして    
 

惜しまれながら廃館され、その後に旅館は伊東市に寄贈されました。

温泉街のレトロなシンボルのように、いまも貴重な木造建築なら後世に伝えたい。

時を経て・・ 改修された平成13年7月26日、伊東市の観光施設として昇華しました。

 
温泉名所の多い北陸生まれの私ですが
興味深い伊豆半島の温泉史・・ に浸かって温めていただきたいと思います。

さて、東海館 の紹介記事など 綴って参りましょうか。

 

つづく・・

 

 

 

 

ホームページ  失われた 地平線   click

 

 

 

 

お願い☆ 記事の無断複製・転載はご遠慮ください。

 

 

 

人間ドック受診より まず温泉 でしょう。おんせん

湯っくりと 魂の洗濯しようね。

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう

あなたもスタンプをGETしよう