NAGOYA MOTOR SHOW
第20回 名古屋モーターショー2017
2017 11月23(THU)~26日(SUN) ポートメッセ なごや
これが 傾奇くということか!!
会場に架設された台を4WDの強大な駆動力で乗り越える体験コーナーがありました。
慣れない人は、コクピットで凄い傾いた感じがするのですが・・ 客観的には余裕で楽しそう。
昨年、9月に日本で復活した TOYOTAのハイラックス。
ボンネットを備えるダブルキャブのピックアップで、東南アジアのタイ工場で生産されています。
これは片輪だけで斜面でのバランスや走破性を参加者に体験してもらっている最中。

これは少し違いますが、前進の際の進入角度を アプローチアングル”と呼びます。
(この角度が深いと土手も楽に登れる。 逆に浅いと段差でバンパーなど最下部の部品が路面に干渉。)
人生に 乗り越えられないものはない!!
ショートノーズで大径タイヤのRVスタイルなら タイヤとの接線が地面に対して深い。

クルマが極端な勾配に対し アプローチするには、その角度が大きいほど有利になります。
ロングノーズは勿論、コンビニの舗道縁石にスポイラーなどブツかった経験ありませんか。
ランクル などの桁外れの走破力との裏付けには、最低地上高と前後に与えられた余裕のお陰。
ちなみに クルマの後方に対する斜面との接線角度(写真左)をデパーチャアングルといいます。
見よ! この登坂力。
本格派のクロカン 4WD 達は、この角度が深く設計され 急な勾配や傾斜を前後にクリアしやすい。
高規格のアンビュランス(救急車)ですが、こうしたバン・スタイルだと顎をぶつけてしまうでしょう。
また普通のセダンなど オーバーハングが長いクルマほど段差や急な傾斜が苦手になります。
最近流行の低床な軽バンもキツイ。
泥濘地や荒野の旅でもない限り 舗装路なら安心。

ロバのパン屋さん 友情出演。
お洒落な低床サスやオーバーハングが長いと段差で不利。
