航空機が地上から飛び立つには大気の抵抗を利用する、適度な向かい風も役立ちます。
 
 北方が起点となる角度で表す数値。 北なら『360』、東が『090』、南は『180』、西を『270』。
 ヘッドウインド(向かい風) ランウェイ(離着陸の滑走路) クライム(上昇の意味) ディセンド(降下)
 CH(通信チャンネル) …など 通信では航空管制官との様々な会話により伝達しますね。
 (もちろん実際の通信内容は、非公開の地上要撃管制のG C I などが含まれ複雑です。)
 

 タワー 航空管制官 からクリアランス(パイロットへの許可) 『 Clear for takeoff 

 

 パイロット  ラジャー(了解) 『 Cleared for takeoff 

 離陸していく戦闘機イーグルの爆音が、午後の滑走路に轟いています。
 離陸速度 Take off speed は、V1  VR  V2 の段階に分けられます。
 離陸意志決定速度である V1は、離陸の滑走中にエンジン停止などでも 継続の可否を決められる速度範囲。
 離陸滑走を開始して、機体が浮揚に十分な速度に到達し 操縦桿を引いて機体を引き起こせる速度が VR です。

 そして安全離陸速度が V2”  離陸操作から航空機の対地高度が35フィート(約11m)に達した際の安全な速度。

 失速しないように基準となる着陸速度も決められていて VREFといいます。滑走路の端を通過する際の速度。
 本来、侵入してきた脅威に対するF15”のような戦闘機は迎撃機ですが、航空自衛隊では要撃機 と呼んでいます。

  GOOD LUCK!

あまりに挑発的な 某国のミサイル発射が日常化 していた5月も終わりつつ…
日本の空を護る皆さんが 無事に帰還できますことを祈ります。
 
 
 
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