東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花  主なしとて 春な忘れそ   菅原道真

 

  きょうから 4月を迎えました。 旧暦ならば 卯の花月 でございましょう。

 

  金沢城の白さも目映い陽射しの中。 惜しくも 3月末では…桜は咲いておりません。

 

 
 

 しかし、石川門と道路を挟んで対岸にある下坂には一足早く咲いている美しい桜…。

 

 カラミザクラ(唐実桜)なのでした。

 

 天下の名勝である 兼六園にも咲いている桜は…ここだけでした。

 
 城内の桜も蕾のまま。

 

 ふたたび 石川橋を渡って 兼六園 側へと(この橋の下は、昔の百間濠の跡)。

 

 兼六園は、四季折々の自然を生かした美しい装いが魅力です。

 江戸時代の大名庭園として、広い敷地に池を穿ち 風雅と贅を凝らした廻遊式。

 

 兼六園に全国から集められたという品種の 梅林

 

 そろそろ桜の季節が近づいていることを感じさせます。

 
 

 散りゆく花弁もありますが…綺麗に咲いています。

 
 

 北陸の石川県にいらっしゃる観光の皆さんも世界から。

 
 
 
 

 メジロ(野鳥)がいないかと?探していたのですが。

 

 ジョウビタキ君 が梢でお花見していましたよ。ジョウビタキ

 
 
 
 
可愛い目元ですね。
 
 
 

 歴史と文化のある庭園には、武家社会から近世への名残りが随所にあります。

 

 ジョウビタキのメス(ジョビ子ちゃん)も園内で元気に遊んでいました。ジョビ子

 
 

 私はといえば、お団子の甘い味わい~お団子

 

 花菖蒲? もう開いているものがありました。

 

 霞が池 のカワセミさんに会えません。

 

 徽軫燈籠 (ことじどうろう)が池の畔に。

 
 
 
 

 記念撮影スポットのナンバーワン!。

 

 園内で野鳥も快適に暮らしています。 このヒヨドリさんは嘴まで花粉で黄色に。ヒヨドリ  野鳥

 

 の花も盛りの美しさ… この日は兼六園の茶室も盛況のようでした。

 

 綺麗な着物姿の女性を多く見かけましたが。 夕陽のねこ 紺屋坂に、素敵な貸衣装のお店も。

 (いまどきは、浅草などでも外国人観光客が和服に着替えて日本情緒を愉しめますから。)

 
みなさんも金沢城、そして兼六園にいらしたら お着物をいかがでしょう。ニコニコ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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