すぐそばにいる青い鳥。
オナガ (スズメ目 カラス科として分類される…カラスの仲間になるのです。)
生息エリアは、なぜか遠く離れた地域となりユーラシア大陸の東西端に分かれて分布しています。
日本の近くでは、主に留鳥として暮らしていますが、中国の東部やロシア極東など東アジアに広く
遥か遠いイベリア半島にもいるそうです。
どちらの地域でも分散するように生息域が点在して地域が離れている傾向があるそうです。
(イベリア半島の地層からは大昔の化石も発見されて元来生息域のようですが、東アジアとは個別の種類かもしれないですね。)
日本国内でも昭和の頃の観測資料ですと、西日本と東日本のどちらにもいたそうですが。
近年は、東日本では見られても西日本で激減しているそうです。 まさに西低東高?ですね。
現在は、東日本の領域で多く観測されています。 この写真も都内の江東区で撮影しました。

警戒心が強い鳥で、あまり地面で行動したりすることは珍しく…ここはビルの空中庭園だからでしょうか。
平地の林や森、こうした都市部の一角にも出現しています。
頭部は黒っぽい色に見えますが濃紺色、喉元から胸元~背中にかけて白くグラデーション状に灰色
腰から特徴有る長い尾羽にかけて綺麗な薄青からブルーになります。
翼も青灰褐色といいますか、飛ぶ姿も美しい鳥です。
体長は、36センチメートル程です、殆どは20センチ以上の尾羽の長さで鳩くらいの野鳥でしょうか?。
仲間と複数で飛来します。 カラスの眷属ということで頭が良く学習能力も高いようです。
ただ…残念なのは、外見によらず鳴き声が雑なところ。 繁殖期には綺麗な声”らしいです。
昔はね、金沢でも飛んでいましたが?最近は見かけないの…西日本全体の傾向なんですね。
ほんとにラッキーな出会い、運良くカメラがあって良かった。

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