暑中お見舞い申し上げます。
北陸も梅雨明け宣言いたしました。
ショウジョウトンボ
このオスの個体の特徴は、鮮やかな赤色でしょう。
トンボ科に分類され、漢字では 猩々蜻蛉” と書かれるトンボの一種になります。
本州にも生息する昆虫のトンボでは全身の赤みは一番ではないでしょうか?。
もう顔まで真っ赤っかですから。
通常は、トンボ科で アカネ亜科 ショウジョウトンボ属 らしいのですけれど
ほんとうに綺麗な赤色ですね。
アカトンボ…空を飛ぶトンボ科アカネ属…つまりアカトンボ属の総称にしてますが
微妙に色合いや種類は違い、区別しにくいほど仲間は多い昆虫なのです。
(昔からアカトンボの意味は、秋頃の平地で群を成すアキアカネ”のことでした。)
ナワシロイチゴ
さらに…紅い色を探していたら、地面にはナワシロイチゴの実がありました。
もう熟してから日が経過して果実が零れ落ちて…残りわずか。
毎年、五月から梅雨ごろまで素朴な紫色をした花を咲かせてくれます。
いま頃が熟す最盛期で宝石のよう…自然な酸味があり美味しい食用になります。
それにしても不思議なのは名前の由来、水田で苗代が作られる頃に実がなるから
水田で苗を準備し始めるのは四月頃なのに…梅雨時にナワシロイチゴ?とは。
もしかすると東北のような寒く春が遅い地方で名づけられたのでしょうか。