いしかわ赤れんがミュージアム
この頃あった、石川県立博物館の展示内容は良い子向け考古学の企画。
加賀・能登 王墓の世界
石川県立歴史博物館、3棟の赤レンガ倉庫は…かつて歴史ある陸軍兵器庫でした。
戦後には金沢美術工芸大学にも活用されていました。
昭和61年(1986)金沢市広坂の石川県立郷土資料館を本多の森公園に移転します。
それがこの赤レンガ倉庫3棟(現在の金沢市出羽町)で石川県立歴史博物館として開館。
博物館とするにあたり、創建当時の姿を忠実に復元した外観、内装も文化財として調和。
歴史的な建造物の保存と博物館への再利用が内外で高く評価されます。
平成2年(1990)国の重要文化財に指定、翌年は日本建築学会賞も受賞しています。
平成27年(2015)建物の愛称を『 いしかわ赤レンガミュージアム 』としました。
リニューアルオープンして以来、金沢の人気スポット!。
県内には、古代の豪族や王族を埋葬した古墳が多数発掘されています。
今回その新しい成果まで博物館で展示されているなんて素晴らしい。
私も考古学には興味があるので見学させていただきました。
豪族や王家の古墳から出土した副葬品といいますと、銅剣や銅鏡など様々。
展示品は撮影禁止ですからお見せできませんが、これは子供の体験用の銅鏡です。
一応は、三角縁神獣鏡のレプリカ?(三角縁が無い)という扱いになっています。
色合いが緑青じゃないですが、本来は銅製品の出来立てとは黄金に似た色合いです。
と…埴輪さんも仰っている訳でした。

子供にも勾玉や管玉を使った装飾品を勉強できる楽しいコーナー。
レプリカでも珍しい展示品で遊んでしまいます。
本物の古墳にもピクニック?に行こうと誓うケイでした。
複製の埴輪さんは 挂甲武人(けいこうぶじん)という国宝の複製。
群馬県太田市飯塚町から出土した6世紀の作でしょう。
武人埴輪の代表的な武具を纏う姿は当時を想像させてくれますね。
見事な副葬品などを見学して大いに古墳時代を体験できました。
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