この春は…金沢城も桜の花が満開を迎えました。
被災した九州地方にご遠慮して掲載の時期は遅らせていただきました。
でも、ほんの少し趣向も凝らして花を愉しんでもらえれば幸いと存じます。
まずは咲き始めた開花後の石川門。
そして好天に満開の金沢城 石川門付近から。
眩しいくらい爽やかな一日でした。
比較写真として、開花後の『石川門』から『石川橋』。
満開すると軍勢?…いいえ来城者もこんなにいっぱい。
世界にも誇れる城址と自負しております。
咲き始めていた桜が…
花で埋め尽くされそう…春爛漫の息吹を伝えてくれますね。
『百間濠』(蓮池濠)は現在では道路になり、橋から見下ろす通りの花も…
ほら、変身したように綺麗でしょう。
これだけで普通の城の天守くらいの大きさがある『菱櫓』
満開になると桜で見えなくなりそうです。
ただ…無欲に咲く花の一輪ごとに生命感が溢れます。
ひと休みして 美味しい茶を一服しましょう。
紺屋坂を上り写真の右は兼六園、左は(石川橋)金沢城の方面になります。
この石垣は堅牢であり、容易くは壊れません。
城内の大きな桜の老木… 石川門が一般に内部公開されていました。
希望者が多いですね。
城の代表的な門は、天明8年(1788)に再建した姿なのです。
私も初めて入らせてもらいました。 太い梁の構造ですね。
石川門の虎口”も見下ろせる位置に来ました。
ここは城の背後に設けた搦め手口の防備が主体の重要な場所ですから。
搦め手口側の窓から見たところ。
普段は気付きませんが、珍しい場所からの写真撮影が出来ました。
桜の美しい門の向こう側は21世紀の世界…
ほんに宜しゅうございますなあ…(利休のやうな口調で)
忙しい日々… こういう贅沢もいいですね。
この御方は…もしや前田利家公。 (兜が金箔で飾られてますよ)
金沢城公園に来られたら、白鳥堀があった場所に立派な像があります。
その昔…百間濠”があった周辺では、花見の宴も最高潮です。
城内 鶴の丸” …広場は、おまつ様のお勧めですから。
『鶴の丸休憩所』として、パネル写真など展示物で金沢城を紹介しています。
その向こうには五十間多聞長屋”から菱櫓”も見えている憩いのオアシス。
さて、城址の美しい景観を十分にお伝えできればいいのですが後半もご一緒に。