2016東京オートサロン会場の幕張メッセに行きました。
まさに群衆と形容すべき参加者とクルマが長蛇の列でした。
最初に注目した展示コーナーは、大ヒット漫画の新作アニメーション
新劇場版 頭文字(イニシャル)D Legend3 夢現 (むげん)
主人公のクルマである御存知TOYOTAの 86(ハチロク)
藤原拓海(たくみ)くんの超絶テクは永遠に…
(スプリンタートレノは後輪駆動だった頃のAE86。 エンジンは4A-GEU搭載)
当初は最大のライバルだった赤城REDSUNSリーダーの高橋涼介さん。
頭脳明晰で公道最速ドラテク理論”まで追求するという医大生。
旧世代のロータリーマシン MAZDAのFC3S”をこよなく愛します。
作品のためにディスプレーされるとはいえ仕上げが綺麗なレストア。
実際に最近は~こんなに仕上がりの良い外観のクルマは少ないでしょうね。
ファン垂涎の2台は、当然5ナンバー車。 あらためて魅力的なクルマです。
旧式ともいえるスペックの車輌が最新性能の強豪を抜き去る…
主人公ドライバーの拓海くんは、むしろクルマに興味もないのに超技術で疾走。
なにもかもが新鮮な設定だった、刺激的な…そしてハートフルな物語り。
藤原とうふ店(自家用)号のレプリカも大量に生まれましたね。
ヒーローの実家は豆腐屋さん?。 まさに社会現象を巻き起こした名作です。
白黒ツートンのパンダトレノ”と呼称されるスプリンターは1600ツインカム。
いまでは非力なクルマですが(ワタナベの艶消しホイールなども劇中のまま再現)。
このカラーリングは当時の市販車そのままなんですよ。
原作後半の高橋涼介さんと箱根…死神GTRとのバトルは感動的でした。
プロジェクトD” それはドリームなのでしょうか。
アニメ作品の初期は映像が大雑把で作品イメージが良く表せてませんが
後期のアニメほど作画が美しくて見応えもあります。
すべての物語は、この秋名山エリア(群馬県榛名山)から始まる。
無名の若者が非力なクルマを駆り見知らぬ峠コースで奇跡の走り。
観ている側が引き込まれる感傷的な一面、ピュアなハートが描かれる頭文字D”
まさしく正真正銘のドリームがありました。
さて、会場を見学していきましょう。