The 44th TOKYO MOTOR SHOW 2015.

    
     誰もがショーモデルの鮮烈な姿を掲載していく中で…

     むしろ重要なファクターを持ちながら地味な扱いを受けるクルマ達を紹介したい。

     しかし、さすがはモーターショー?隅々まで計算し尽くされた配置の良さ。

     こうなれば~クルマ達の生命感を劇画的に表そうじゃないか。



      LEXUS AMAZING IN MOTION.




      クルマの品質には高位の質感があればこそ、頂点を自ら創造する時代。

      グローバルラグジュアリーブランド”と銘打ったレクサスの具現化する世界観。

      (同化されて…ゴルディアス結晶化したのかと思っちゃいました。  笑)






      日本製のクルマは安価で高性能、信頼の品質は裏切らない。

      そこに欧州車の漂わす高級感を獲得しようとするレクサスはTOYOTAを超える。

      少し前まで、あのTTE(トヨタ チーム ヨーロッパ)がWRCから~F1の拠点になり

      いつしかフォーミュラ1を席巻した話題。 
    
      センチュリーのV8エンジンが欧州で生産されているということでも驚いていた私。

      国際規格が…いつの間にかTOYOTA統一規格?になろうとしているのかも。

      スピンドルグリルも次第に貫禄に見えてくるから不思議です。

      ジャパンプレミアで話題騒然のGS F”といい、性能による実力行使が頼もしい。  

      ラグジュアリーSUVが進化を遂げる RX-450h





      正直な話し、TOYOTAについて私が語るより皆さんがお詳しいです。

      新環境性能、技術革新、品質保証、未来の交通手段にまで及ぶ戦略。

      お任せします!と、言いたくなる磐石なトヨタグループでした。



      モーターショーのテーマ Active Life Vehicles.







      トヨタ車体さんは、創立70周年を迎えております。

      彼等の示す未来は…綺麗なんでしょううねえ。 その参考出品車といえば…

      COMS CONNECT(コムス コネクト)仔猫ぢゃないですよ。





      超小型モビリティが人と社会、ビジネススタイルからライフスタイルまで変える。

      パーソナルモビリティの提案こそ未来を考えること…

      政府は、軽自動車規格の優遇から、より小型の移動コミューターを模索しています。

      全長2メートル50センチの可能性。

      それが軽に代わる最小クラスとなれば、軽自動車が小型車に近い税制になる日も…

      なんにせよ人間が幸せになれる都市交通手段が研究されることが望ましいです。






      トヨタ車体さんは、アルファードやランクルなどお馴染みのクルマ開発を手がけますね。

      展示ブースでは、そうした既存のクルマに新しいアイディアを施しています。


      NOAH ACTIVE CROSS. (ノア アクティブ クロス)

      広々室内空間を生かした都市生活から自然の中までエクスパンドされるカーライフ

      このフェイスデザインなら好めますね。

      (なんか…イージス艦のような頬っぺ?好きだなぁ)







      いまやクラウンのような乗用車セダンから人気の中心となる豪華さ。

      HIACE PLATINUM LOUNGE. (ハイエース プラチナム ラウンジ)






      頭上に展示されたアウトドアの相棒といえば70”シリーズは…SUVの王者ランクル

      LAND CRUISER XJ700.






      このデザイン感覚で地中海へ…コートダジュールの浜辺が合いそうなリゾートムード。

      まるで陸を走る豪華クルーザー、天井開放のルーフがお見事な遊び心。

      ALPHARD Hercule Concept. (アルファード エルキュール コンセプト)






      現代のクルマを支える安全性と快適装備など、また多くの他社にATユニットなど提供。
 
      ハイブリッドや自動ブレーキ、様々な超小型高精度部品まで数え切れない集大成。

      アイシン精機”の自動車業界に果たす役割は大きいのです。






      アイシン品質”あるでしょうね…追求の次元が凄そうですから。






      世界のTOYOTA車を走らせるのは、世界に比類なきグループ社あればこそ。

      今後の発展をお祈りしたいです。







      最近は人気急上昇のSienta(シエンタ)

      特別仕様のHEARTS”です。

      デザインのユニークさや空間処理もなかなかのクルマです。

      ウエルキャブとして設定された救護機能も備えたシエンタ。

      トヨタ自動車東日本から出展されていました。







      松島ハーフマラソン大会仕様という訳です。

         東北ガンバレ!! ドキドキ






      ストレッチャーも収容して機能性も高いクルマで注目です。





      フルサイズミニバンとは~ひと味違った性能で支援します。






      お年寄りや子供さん、患者さんまでスライドドアは非常に便利。

      慣れた高規格救急車よりも狭い場所など機動性が期待できそうです。

      (今後、大都市圏での災害時に小回りのきく救急車も開発したい…)



      この時期のモーターショー関連ブログでは、きっとTOYOTA勢力図も一色。

      私的には目立たないところにこそ面白さがあるというアプローチで載せてみました。







      MAZDA.





      21世紀はMAZDAの世紀”である…そう思える大躍進!。

      好調でもありますし、それに相応しい独自技術を展開するなど真摯な企業です。

      経営面で言えば成功しているレシプロエンジンは無難であり一流の技術である証。

      それでもマツダには夢への果敢な挑戦と実現し続けた技術開発の伝統がある。










      市場で低公害ディーゼルエンジンでも世界有数の技術を有するマツダ。

      常に前進するための勇気と誠実さが認められた結果だと思います。

      感性を揺さぶる小排気量ディーゼルでも意欲的なメカニズムで唸らせてくれました。







      RX-VISION. (アールエックスビジョン)

      東京モーターショーでは遂にファン待望のロータリーエンジン後継車が登場。

      とびきりの造形美と現状のテクノロジー融合による画期的な進化を魅せるため。





     存在そのものが革命であり世界を幾度も席巻した伝説の内燃機関を御存知ですか。

     ロータリー機関こそ小型で高出力を可能とする高性能さを武器に登場しました。

     世紀のエンジンに相応しい官能のボディシェルを纏ってきました。


     推定されるエンジンなら8”(RX-8)で搭載された次世代ロータリーエンジン系列

     RENESIS(レネシス)16Xの進化型改?を搭載して然るべきですが。

     排気量1,6リッター直噴自然吸気エンジンになるでしょうか。

     同社の最新技術SKYACTIVを謳う時点で、低公害化も克服されると考えたいです。


     RX-8”のスペックで最高出力250ps、新型RX-7が300psに到達させて欲しい。

     それは希望というより…世界基準を凌駕する夢のロータリーでしょうか。





    ローターハウジングの中で高速回転する三角のローターは、まさに心という字のようだ。

    軸にある決してブレないエキセントリックシャフトこそ男の真骨頂である。

    新たな論理を実現するための艱難辛苦と熱情の歴史は現代社会へのメッセージ。

    いま人間の『』を軽んじる風潮で乱れる日本に想いのチカラを蘇らせる。

    私も読む…この本はNHK放送の『プロジェクト』に描かれる彼等の記録。

    これが院内で一番多く読まれている書籍かも?(誰が置いたんだろう^^)

    身近にロータリーの基礎理論から誕生の苦闘まで分かりやすく紹介しています。

     (故・ 広井てつお先生  大ファンなんです。ライダーとしても尊敬しています。)




 

    時に…西暦1960年代初頭(まだ生まれてませんでした)

    拡大し激化する自動車市場に於ける競争で勝ち抜くために鎬を削る業界でした。

    いまこそグローバルに世界規模の発展を遂げようと動き出した東洋工業(マツダ)

    最大の課題である商品の向上、技術競争力を飛躍的にレベルアップする計画に着手します。

    その当時、シンプルで小型・軽量の構造と高い静粛性に高出力を得られるという

    革新的な内燃機関(ロータリーエンジン)は、夢のエンジンでした。


    社長である松田恒次氏の英断は下ったのです!。
    
    いまだ世界で量産化に成功していないロータリーエンジンに社運をかける決断を!

    被爆して敗戦後の広島の街、その開発(命運)を任された設計部のエースこそが

    山本健一氏と若きエンジニアたち…後に『ロータリー47士』と称されるチーム。

    赤穂浪士に肖り、閉塞した世界に風穴を開けてやろうぜ!…と立ち上がったのでした。

    全てがゼロからに近いエンジン、寝ても覚めてもロータリーのことを考えよう!!

    不測のオイル漏れが白煙となり、低速域で暴れる激しい振動、ローターによる摩耗

    これは難題の生産システムか?、挫けそうな課題をひとつひとつクリアして悪魔に勝つ。

    果てしないトライアンドエラー、心血を注ぐように完成したロータリーエンジン。

    故郷に投下された原爆により肉親を失った者の魂の叫びのような遠いエキゾースト

    研ぎ澄まされた…鉄と血の結晶のように復興への願いが込められたエンジン。

    コスモ”の名前も復活してほしいですね。 ロータリークーペも再燃期待)








     伝説から帰還する希有の内燃機関

     美しい出で立ち、それは視覚化された夢のカタチ

     イメージモデルならでは?謎のロングノーズが印象的なRX-VISION

     得意のフロントミッドシップという搭載位置からしても…豪快なスタイル。

     (あくまでも…リアルテイストの架空モデルですが、実現度120%)

     市販化に向けてスケールアップされるのか、期待度を裏切ることはないだろう。 







    一連のスカイアクティブなど好調なセールスによりMAZDA”に余力が生まれ

    遂に新たなRX”シリーズがロールアウトするかもしれない。

    経済不況による幾度もの継続が危ぶまれた生粋のスポーツカーユニットです。

    なによりもマツダが社のイメージリーダーにすべき高度なメカニズムの代表。

    独自性の象徴として挙げられるスピリッツがロータリーエンジンでした。





    可能性の獣”の如く、しなやかな機神の宿るが如き威風堂々としたRX試作機。

    今回のモーターショーで得た印象は開発の揺らがぬ決意に繋がる絆でした。

    世界中の富裕層やクルマ愛好家に限らず、いまや単なる通常エンジン車に魅力を失い…

    待ち望むのは鋭いインパクトと希少性、感性を揺さぶる歓びを具現化するブランド。




    世界中が追求したロータリーエンジン研究、完成させたのは東洋の島国…

    MAZDAが誇るロータリーにはビッグバンを起こせるだけの威力があります。

    唸れサーキットをレコードブレイクだ、優雅にハイウェイを疾駆せよ!

    そのテールデザインをフェラーリやポルシェオーナーの脳裏に焼き付けろ。

    我が国にはRX(アールエックス)がいる、『但し…そのエンジンは通常にあらず』。






    こんな人物に乗って欲しい、万人向けを捨ててかまわない!

    ロータリーを再強化するターボなども排気ガス浄化など環境性能が厳しくなります。

    ところが世界最高レベルの低公害ディーゼル開発で培われた技術が応用できる。

    永き歳月を隔てて、マツダが育んだ技術の多様性が真価を発揮させる時代の到来。

    真の利益は未来を創り出すこと、記念碑的な存在として終わらせない求心力がある。






    現行のロードスターも疾走る歓びを全身に伝えるドライビング性能で好評を博し。

    そのコンパクトさと経済性など相反する難問をクリア。

    こうしたシャシー技術から見ても明らかなプラットフォームの開発力があります。

    (ロードスターは、OEMとしてフィアット社からフィアット・124スパイダー臨戦態勢)






    ル・マン24時間レースすら制したロータリーの快挙

    マツダは変わった、いままで玄人好みの高度な性能を万人に理解し得るラインナップ。

    変わらないのは誠実さと真摯なクルマ愛でしょう。

    まさに…いつ登場しても不思議ではないブランニューのRX”が胎動している。





    会場では、あまりに人気が炸裂した人の渦、そして巨人も突破できない人の壁。

    終始…並びながらも簡単には撮影不可能(こんな賑わいはマツダブースだけ?)

    苦戦しながら撮影した写真が迫力に欠けるとか…お叱りごもっとも(嬉)。

    確かな技術を積み重ねているからこそ、不透明さの増す社会でも熱い信頼を勝ち取る。

    MAZDA” 箱根ターンパイクで新型RX…の試乗会お願いします。





    仮想ライバル?として挙げるならば、私はハイブリッドの競合車を選びました。

    これは、BMWでは話題のクルマ『 i 8 』なのです。

    近未来のデザイン指向と高性能ハイブリッドのスポーティモデル。 

    RX-7”にもロータリープラスハイブリッドは有望なのですが…

    現在トヨタからハイブリッド技術を供給されているMAZDA陣営には実現性が高い。

    しかも基本的に軽量コンパクトなロータリーエンジンはアドバンテージが上回れるチョイス。

    フォード傘下の時代、ロータリーのレンジエクステンダーや水素エンジンにも挑戦

    ハイドロジェンRE”(画期的ですね)まで拡張されています。






    視覚上のインパクト、ボディ・デザインの流麗さは既に世界が認めるマツダ。

    新型RX”が社会のカテゴリー上で、位置的には?どうかな…という意見があります。

    私は、『 i 8 』が成功している状況を鑑みて、ロータリーの新型車も成功すると思います。

           (案外…想定されるライバル勢はBMWなどではないでしょうか?)






    確かにリーズナブルな価格範囲ではないでしょう。

    むしろBMW流儀のように豪華なクルージングモデルをデビューさせて欲しい。

    その対極ともいえる簡素な装備(従来型)のスポーティーモデルで斬り込んでくれたら…。

    デュアルセレクト…2通りの選択肢で水域を分ける。

    (懐かしいサバンナ SA22C”いいですね最高です。)







    発表が予定される2017年は、マツダのロータリーエンジン誕生50周年


    確かに内燃機関の未来は決して永遠には続かない、ならばロータリーパワーを示すべく

    中途半端な復活より世界に向けて記録的なアタッカーを繰り出すプロジェクトを慣行すべきです。

    ニュルなど世界の名だたるコースでレコードブレイクする快心のロータリーエンジン!


    いまこうしている間にもシミュレートされて確信のスピードは生まれています。

    世界を凌駕するのは大和魂、日本にはMAZDAロータリーがあるという事実。


    10年後、50年後、100年後…誇れるクルマがいた記憶をロータリーサウンドと共に。

    
       (ロータリーに詳しくもない私の勝手な意見で、ファンの皆様ゴメンナサイ^^)



       遙かな未来に続く生命…我らのトロコイド曲線





       2015年12月6日(日) 8:00~17:00 (雨天決行)

       MAZDA FAN FESTA 2015 in OKAYAMA  グッド! クリック

        (マツダファンフェスタ 2015イン岡山)開催です。


       岡山国際サーキットでMAZDAのレジェンドカーと遭遇しましょう。

       楽しい一日ですよ。






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