『二兎(にと)を追う者は一兎をも得ず』
ある種の戒めですね、欲を慎むような…慎重さや集中を促すような。
同時に違う二つの事をしようとすると、結局どちらも成功しないという西洋の喩え。
これが、現代の流儀でいきますと…こうなるかもしれませんね。
二兎追うふりして 万兎を得る
あくまでも周囲には、二兎を必死で追うようには見せているのですが?
実は万兎”…無数の夢を追っていいんじゃないかな。
ええっ!そんな非常識な~強欲だよ不謹慎だぞ君は!
そんな大人たちの言葉を気にしてはいけません。
人生は僅かでも可能性があれば挑戦し、追求しながら愉しまねば惜しいでしょう。
二兎くらい誰でも追えるんです。
難しいのは万兎、即ち無数の夢を掴もうというモチベーション。
確かに誰もが出来ないでしょう、しかし周囲の常識なんて無視してください。
貴方の生きる時間はアナタのもの…睡眠せずに研究に没頭してもいいのです。
万兎?を追えるくらいのパワフルな人物なら~二兎くらい得るのは苦にならない筈。
生まれてから縁側老人のように無気力に暮らすことがシアワセなのですか。
それは後からやれるじゃないですか。
そもそも無数の対象を追えるということは凄まじいタフな能力なのです。
世間は甘くない!…そんな訳知り顔をしながら?何も頑張らずに終わる人間ばかり。
それは他人が羨ましいだけかもしれません。
学生時代からスポーツで優勝したり、特別に選ばれたり、評価されたこともない?
たかが些細なことすら成し遂げてこれない人間の安穏とした惰性の傍観意識。
私が名付ける『ホワイトフィンガー症候群』…かもしれません。
(幼児の頃から習慣的なまま無気力に座視して…指を咥えて生きてきたら白くふやけた)
努力も苦労もなく平和を享受して遊んでいられる日本社会ですからね。
凄い人達は努力どころか無意識に楽しいから目標を目指してます。
偶然、結果が良かっただけ…そんな自然体の成功者が多いですね。
確かに見返りや成績のために頑張ろうにも、怠けがでてきやすい。
無難で済めばいいじゃん…そうして自らを騙して慰めて生きて楽しいかな?。
だけど好きな道なら無限に追いたくなる!!
日本人の好きな『利益至上主義』とは一見すると正論に感じますが、実は敗北主義。
隷属するための諦め言葉なのです。
私は凡庸ですが、才能や素養が豊かならば、仕事をしながらでも余暇で実現させます。
ほんとうに見習うべきは周囲のデキル人間なのでは。
理想的な空気ですよね、それを否定的な観念で言い訳したくなる弱さに流される。
ところが弱気なんて成功者も含めて誰だって心にあるんでしょう。
結果や評価なんて二次的な事柄は重要ではないんです。
もちろん達成しないと仕事が行き詰るから励んでいなければ社会人として失格。
でも同じ励むなら自然と誇りや熱情が湧いてくるほうがいい
綺麗ごとですよ私の言うことは、でも叶えられるなら綺麗な結果がいいじゃないですか。
『二兎追うふりして 万兎を得る』という人は、それだけのパワーがあるんです。
クルマで喩えるとクリーンなエンジンなのに速くてパワフル、経済性や人気も抜群!
時には狙ったこともないのに世界を凌駕する強運まで発揮しかねない。
いまフォルクスワーゲンのディーゼル詐称が問題視されています。
このタイミングに重なり米国でデビューするTOYOTA新型プリウスはハイブリッド。
戦略なのか智将の如きブレーンが存在するのか、世界へのイメージ戦略は計り知れない。
八方美人”どころか?日ごろから全方位戦略でもとらないと成し得ません。
事実、TOYOTAは資本や経営戦略で揺ぎ無い土台を築いてきました。
いままたMIRAIなど、水素エンジン車のカテゴリーを示します。
ハイブリッドの特殊なパテントも先行して研鑽してきたからこそ技術で真似られない。
MAZDAのクリーンディーゼルの独自性も素晴らしい。
得意分野がありながら新しい挑戦に惜しまない努力
安全性、環境性能、経済性、品質、耐久性、価格、豪華、加速、静寂性…無限昇華です。
開発力は豊かな資本、熟達した技術研究者を育てること。
これは人間性と同じで、得がたい才能や本人の純粋なスキルアップに対する訴求。
大好きなことがいい
それが社会で求められ、讃えられることであろうとなかろうと。
貴方のエンジンは停止しているように見せても常に別の何かが前進させているんです。
犯罪や己の恥じるようなことでなければ、神様のゴーサインは出ています!。
真面目もパワーのひとつですよ。
二兎を追うふりで…世間体を丸め込んでいいでしょう。
しかし本当の貴方には、無数の目標を同時に撃墜可能なパワーが与えられている。
むしろ叶える夢の順番や選択で苦労してください。
制限なんてあるくらいなら人類は滅んでいますよ。
最初から線路が敷かれて安全が約束され、社会保障が守ってくれるから…
上品な家畜として将来は見えている無気力に流されるクラゲでいいや?
クラゲですら大物のエチゼンクラゲもいるじゃないですか。
もちろん選ぶのも自分自身、プヨプヨ~浮いてても人生です。
二兎追うふりして 万兎を得る
悪い意味だけではないですが卑しさや欲望だけでは…むしろ挫折してしまうんです。
ほんとうは天然パワーに気づいた人間が幸運なのですからね。
瑣末な欲望という重たい鎖で動けない人々へ
カタログで選べる人生や教科書を真似た生涯では…人類特有の失敗も繰り返します。
(歴史が繰り返すのではなく、単純に真似ているから同じ結果を踏襲している)
子供のような心を失わずに無難よサヨウナラ。
オリンピックも近付く日本の明日、それを世界の明日と考えましょう。
いまや地球人口が70億人超えの21世紀。
世間に出れば7人の敵がいるどころか、10億倍のライバルですから。
化学では、原子の直径は10のマイナス10乗メートルという大きさの粒子。
さらに小さな原子核の周りには電子が運動しています。
原子からは分子が成され、それが集合して細胞になり…身体も形成します。
その人間が綾なす世界なのだからイメージすれば変革は難しくはないと思いませんか。
爽やか億兎?に挑んでいれば一生退屈なんてしませんよ。

やる気は心の内なる特効薬、犯罪やドラッグ漬けの愚かな人間などいなくなりますよ。
病気の回復や寿命ですらも生き抜きたい気持ちが変えてくれるのです。
強欲で滅び 情熱で生きる
日当たりの悪い縁側や座敷牢で生き、社会に尻込みして怯えて生きる暇があるなら…
情報”と呼ぶ曇ったガラス越しではなく現実を追い、いつか追い越しましょう。