あっ! これいいな
とある街道沿いで見つけた製作中のログハウス。
いいですよね、とにかく丸太小屋の感じが大好きなんですよ。
自然にある樹木の幹を切り出して造るLOG”を組み合わせた家。
丸太状のログに欠き込みを入れながらクロスさせて積んだ壁面が最高ですよね。
(そうした欠き込みを…ノッチ”と呼びます。)
この小屋は、サドル・ノッチの構造でしょうか?。 割とスタンダードな方法。
(もしかしたらウェッジ・ノッチかも、横からの応力にも強いタフな積み方)
下になる丸太のカーブ線を上にくる丸太に下側に線引きしてチェーンソーで削ります。
半円形の削りで積み重ねますよ。 丸太が自然乾燥して生じる隙間も減ります。
正倉院の校倉造”とも通じるところがありますね。
大気の湿度調節に優れているので、夏は涼しくて冬は暖かいんです。
日本は地震災害も多いために、隙間が出にくくて構造が強いウェッジノッチが好まれます。
最も普及しているのはラウンド・ノッチで素朴な昔からあるやり方です。
樹木…木材は生き物なので、数年経過すると乾燥や重みで僅かに縮んで下がります。
それをセトルダウン”と言うのですが、予め将来のために窓枠や戸口の寸法も細工します。
山奥から切り出してきた丸太の皮が剥かれて木肌が生々しいでしょう。
そうした感じでチェーンソーなどでカットしながら造れる自然な山小屋のような姿を
『ハンドカット・ログハウス』とか呼ぶのだそうです。
このログハウス…自然に近い手作り加工に見えますけれど。
なんだか均一な機械加工の角材とかって味わいがないじゃないですか。
また機械で加工されたものは、普及型の『マシンカットログハウス』です。
価格もお手頃なんですよ(北欧の絵葉書に出てきそうです。)
そんな訳で素敵なログハウス、完成したものもいいですが
こうして製作中というところが気(木)になりました。
山奥の湖畔に山小屋を建てて…暮らしてみたい夢をもってます。
秋は紅葉が綺麗だろうな…マス釣りも楽しめたらな…妄想^^。
以前、輸入物のキットで組み立てできるドームハウスもいいなと思いましたが
やはり別荘ロマン、憧れのログハウスは男の隠れ家ですよね。
ワインセラーも欲しい、ガレージもログハウスにしたい。
(東京近郊でも文句は言いません)
こんな木材の欠片だって夢のある宝物。 彫刻や~いろんな遊び方があるんですよ。
もう真冬の(気が早いっ)マントルピースの前で木彫りを楽しむケイ…
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