華々しく見える航空ショーの主役ともいえるブルーインパルスのT-4
20世紀末から飛び続ける機体は確かに老朽化しています。
そして展示飛行が任務のT-4は、贅沢とは無縁の飛行機です。
自衛隊では入念な整備によって過酷な任務をやり遂げている名機なのです。
昨年の4月27日(日)に開催された鹿児島県 鹿屋市に所在する鹿屋航空基地が舞台。
『エアーメモリアル in かのや』 には49000人もの観客が訪れました。
その海上自衛隊 鹿屋航空基地に所属するヘリコプター(OH-6D)が宮崎県の山中に墜落。
乗っていた男性自衛隊員3名の死亡が確認されたのは…13日の午後でした。
訓練飛行のため12日午前9時20分頃、同基地を離陸。
同11時5分頃、伊佐市上空での飛行中にて連絡途絶。捜索中の空自救難ヘリ(UH-60)が
13日午前、隣接する宮崎県えびの市山中で墜落している機体を発見しました。
発見時に3人は心肺停止状態、鹿児島県伊佐市の病院に搬送されました。
海自も事故調査委員会メンバーを現地に派し、今後は機体を回収して原因を究明します。
亡くなった鹿屋航空基地の第211教育航空隊所属
機長の山本忠浩 三佐(39)をはじめ同乗の40代の三佐、訓練生の20代2曹。
心から皆様のご冥福をお祈り致します。
自衛隊員は常に生命の危険と背中合わせで任務を遂行しているのです。
しかし、全ての装備が最新とはいかず旧態化した航空機などが飛行しています。
クルマでさえ10年も乗れば機体性能が安全とは言い切れません…
まして空を飛行する乗り物は、どれだけ整備しても限界はあるのです。
自衛官の立場は国の安全と国民の生命を守る任に就きながらギリギリの予算で働いています。
それが偽りない事実です。
リスクマネジメントからすれば、新たな機体が必要な時代です。
昨今の情勢では、蹂躙してくる他国に所属する兵器の脅威にさらされる一触即発の現場。
老朽化した機体や装備では、有事以前に生命の危機です。
それがもし…貴方の息子さんなら?どう思いますか。
憲法9条を論じる前に、私たちは彼らに重荷を背負わせすぎではないでしょうか。
誰かがやらねばならぬ役目でありながら、民衆は責任を丸投げ、非難され中傷され危険は最大。
彼らを理解しないことは…人間としてアンフェアでしょう。
兵士になることは格好良いことではありません。
しかし旧世界からの負の遺産に囲まれ、この職務は座していられないことなのです。
私は…もう少し彼らを理解しリスペクトしたいと思います。
(サンプルは戦時中の文章ですが、こんな時代を盲信して反感を持つのは間違いです。)
安穏と平和に暮らせるのも…文句や反論を言ってられる状況も守られていればこそ。
そんな意識だから戦争より醜い生き方の社会にしてしまうのではないでしょうか。
背中を丸め、生まれた街を汚して平気な人間が…甘えて権利を口にする。
あなた方は責任は果たしているのですか?
真面目に暮らす人に勇気を与えられる社会にしたい。
見習うべき相手を尊重する、それをしないから乱れている世相。
本当に軍隊や自衛隊が必要ない世界にしたければ、もっと実直で清潔に生きましょう。
そうでなければ、どうして若者の範となれるのですか!
不満があるなら 八つ当たりよりも 生き様で見せて欲しいものです。
敗戦の昭和は、戦争の罪状から逃げ… 平成に於いては、だらしなく恥から麻痺して惚けている。
叱責されるべきは誰でしょうか。
負の遺産は軍隊でもテロでもなく
わが子の前ですら愚鈍に怠惰な生き方で顧みない民衆にあり
人は国(社会)の鑑、いまは地球規模です。
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