Well,  Such  is  Life.   人生なんて…そんなもの


  ガソリン給油中、リッター123円くらいか。かなり安くなりましたよね。


  確かに私って価格高騰とか…『言論』は苦手なんですけど。





アップストリームダウンストリーム


石油…地球の化石燃料。

その原油の開発のこと、つまり探鉱~採掘などを『アップストリーム』、上流部門と呼びますね。

こうして原油を輸送したり精製していき、最終的に消費者へと石油製品を供給することが

ダウンストリーム』、つまり下流部門という訳なんです。



現在の世界情勢は、新たに採掘可能の資源『シェールガス革命』と言われるほど石油資本に変化がある。

頁岩(シェール)層から抽出される天然ガスを利用しているものですが。

かつて原油からの生産量はアメリカ合衆国が最大という時代がありましたが、いまは資源の埋蔵量にも翳りが見えてきました。

いまだ原油の埋蔵量で先のある、中東の石油輸出国機構OPECに依存する世界にとって強い味方ともいえる資源の最右翼として期待がもたれていました。


我々のように石油資源に馴染んできた内燃機関を愛する人間に限らず、社会運営の基盤が安定することで得られる福音であることは間違いない。

20世紀文明を加速し続け無計画に乱用され、いずれ枯渇すると…原油は無尽蔵ではないという資源の将来を憂う人間達にシェールガスは朗報でした。

しかし地球の温暖化を防ごうと、大量の二酸化炭素を軽減する取り組みにも決定打という方式はない。

またロシアや欧州などが天然ガスを頼りに未来を模索する構図は、幾つもの可能性に奔走する先進国側の…明るい展望であり、北の大国ロシアには生命線的な資源。


ところがシェールガス採掘を軌道に乗せて、市場占有が向上してくると問題解決かといえば否である。


コンピューター世界なら、マイクロソフトのビルゲイツやアップルのカリスマ…スティーブジョブス。

まさに革命家であろう。


変化を拒む勢力はいるのだろうか?


世界の資源にもあるパワーバランス


石油輸出国機構にとって、安定した世界の原油価格を制御する中心であろうとするのが道理。

いまだ資本主義社会の動脈は超大国にあり…そこに流れる血は石油そのものです。

イニシアチブを掌握する巨大資本、石油産業の影響力は強大であり、未来を見据えた駆け引きと策謀が繰り広げられています。

ゆっくりと脱石油を目指す世界の動きの中で、次第に石油依存から第二~第三の代替エネルギーを模索する世界の国々。

経済発展が怒涛の勢いで国情を狂わせたアジアの大国である中国のチャイナ・パワー!。

彼らもまた広大な国土を有しながら資源獲得と国家統制に苦慮しなければならない実情。

OPECが生産量を維持して減産しないことで、世界各地の石油価格は急落、まさかの過剰供給により私たちも石油価格の恩恵を受けた訳です。

石油市場に斬り込んだシェールガス、開発費に投じた巨費の回収もままならぬ間に弱体化させようという思惑は残念ですが、世界のエネルギー交渉には動乱の模様。


労せずしてアメリカ側と同調する西側諸国は、ロシアのクリミア半島での暴挙に対して有効な牽制をかけたことになります。

主幹エネルギーを制する者が経済を制す!。

昨今、ロシア経済の拡大とプーチンの困惑が見えるほどにルーブルの下落が著しいロシア社会の破綻を追い込んできました。


前回の選挙で支持率を失ったオバマ政権には、願ってもない朗報なのか悪魔の罠か?

さらに、イスラム国のような暴力主義者…テロリズムとの対決姿勢でアメリカの威信を示す。

失速するオバマ大統領の影響力をレイムダックだと片付けずに、世界情勢の複雑さは処理能力に左右される。



中国が台頭してきたアジアでの海軍力、その中核である海軍艦船の建造とロシア製戦闘機の購入で急ぎ拡充されていながら…中国元による経済の万里の長城?は安定を得られない。

逆に言えば、安定すれば中国経済は減速し低迷に移行すると予想される。

中国にとっての世界市場が荒れれば、消費に狂いがしょうじると外貨が稼げないからだ。

自己顕示欲の強い中国式の勢力拡大は、強行する度に隣国の連帯を強めて抵抗は必至です。




そこに…イスラム国の欺瞞はありますか?



イスラム国は、単に指導者の信仰するものがイスラム教に関した人間だから…根拠はそれだけ!

イスラム教の教義を利用しているにすぎない、前世紀の野蛮国のように暴力支配という男性中心型の社会構造を形成している暴徒の群れと化していますから。

国家の形態をしているとは、小学校でもクラス委員や給食当番くらいは選んでいるでしょう?。

無駄に大勢では馬鹿にされますし、組織となれば当然ながら規則という『掟』が必要。

いまや北朝鮮の存在が霞むほどの恐怖政治であり、テロリスト扱いされているのではなくテロが戦力である犯罪組織と目されるのは事実。

日本人の国際感覚が鈍く…捕縛されて人質となり、いまや世界の経済大国(日本)を相手に戦火の土俵に引き込もうとする手段にされています。

理由はともかく、俯瞰していた日本が客観視できず直接にイスラム国との戦争状態に巻き込まれてしまったのです。


いま二人の日本人を救うため、膨大な数の人間が寝食を忘れて取り組んでいます。

しかし、これも日本人だからの待遇であり、欧米や発展途上国の人間が多数…射殺されても日本人は名も記憶になくニュースにもしませんでした。

特別視してもらえる経済大国を安楽に受け止めないで、現実を直視しなければ先は読めません。


…よくニュース映像を見る度に、イスラム国は兵員輸送に日本製の4WDトラックを使用しています。

荒地で頑強な性能、故障しない信頼性が見事に悪用されているのですね。

もちろん、イスラム国の活動を支えるエージェントは日本など西側諸国の電子機器を使うはず。

武装は新旧の銃器や爆弾が主要な中で、世界のマスコミを排除した情報操作を徹底しています。

狡猾な巨悪のようですが、人員の質は低く暴徒の延長線であり、よくある宗教集団の如く定義が破綻していますから国家?などという体制など賄えません。

世界に反旗を翻すつもりか、暴力を主体とする模倣社会を喧伝して世界から不満分子を暴力し放題の環境があるから来ないかと呼び込みで誘うことで成り立つ。

繁栄の陰で、社会不満を煽りテロ事件を繰り返す人間の受け皿になったと見ていいでしょう。

平和と経済発展で潤う国に生まれ育ち、他者に依存しかしない人間達の脆弱さにつけ込んできたとは思えませんか。

無責任な日本人は…いまだに対岸の火事のつもりでしょう。

まさに相手は暴力”のベンチャービジネス?のようです。

文明を利用して膨れ上がる暴力意識の団体、アラビアンナイトの世界に最新軍備を持ちこんだ映画の如き惨状を呈しました。



日本国内にも北朝鮮の支援団体が現存しますが。 イスラム国を支援し財政援助する闇の勢力は世界に顕在して当然です。  …日本にもあるというのが正常な見解です。

何者かが影の支援者でない限り、アメリカ監視の下で武装し軍備拡張などできません。

アメリカをはじめとする西側諸国などに損失と破壊をもたらす道具にイスラム国などを利用しようという存在があるとは思えませんか。

いま水面下で諜報機関や軍事ネットワークなどが果敢に活動しているでしょう。


私達は正しい情報など手に入れることは出来ません。 それはイコール…情報の漏洩であり、イスラム国に手渡される援助と同じなのですから。


もうすぐ人質の救出に期限が近付いています。

彼らに理性があるのなら無事に開放してほしい。

それにより世界にアピールできる手段もあるのではないか。

底の見えない破滅への泥仕合に盲従する未来より、イスラムの正義を示すことを信じたい。





社会に潜む暴力、盗聴や盗撮、都内にもあらゆる電柱が監視カメラだらけ集音器だらけという街もあるそうです。

いったい何が恐いのか、警戒しなければならないのか?。

そして、いつかそうした巣窟から新たな巨悪が同じ行動を開始するのでしょう。

他人事ではないのですね、国内だから無い。 それとも後難を恐れての日和見な意見でしょうか。

ことなかれ主義の日本人、安倍首相の発言に対しての威嚇だと評するのは間違い。

巧みな戦略ですね、これで世界の耳目を利用して西側社会の連携やバランスを崩す狙いがあるのかもしれません。  

日本へのダメージはアメリカ側が座していられない状況を生み出す。

恐らく…焦燥感、戦争上等というイスラム国だから、相手からの侵害(大規模な軍事行動)を逆手に取り、多くの民族の民間人を盾にするしかない現状に崩れつつある内情を打破したいだろう。




石油市場の激変や付随する世界の経済に及ぶ動揺にタイミングよく…悪意が動き出している。


次第に、ほんとうの確信犯達の邪悪な存在が見え隠れしてきた気がします。

彼らの兵は暴力衝動と社会不満の都合よい吐け口として逃げ込んできた組織でしかない。

思いと違い恭順を示さない欧米人の兵は多くが見せしめの粛清に射殺された。

崩壊は時間の問題、イスラム教徒を演じたからといっても…他のイスラム支持など得られない。

強攻には必ず報いがやってくる。

この世界で真に怖ろしいのは欧米の軍事力ではない…驕りと暴挙が生む虚無にとり憑かれること。

婦女子や弱者を差別し、殺害して復讐でもしている気なのでしょうか。

ただ…振り上げた拳を下ろせなくなっただけではないのか?




日本から2億ドル分の金と新しい兵器を買い与えましょうか。

その代わり即時そこにいる異民族を含む捕虜と称している弱者を解放してほしい。

もちろん二人の日本人と同じ命の重さをもつ人々を!。



戦争と暴力に明け暮れたければ、その武器で戦っていればいい。

イスラム教を利用した、正義無き盗賊行為にアッラーの罰がくだされるだろう。



そこにいますか…



日本の仏教では四十九日の喪が終われば、忌明けとして精進落としとなります。

普通の生活に戻る時が来たのです。


暴力は決して革命などではない、破局を自ら呼び込む人間は緩慢な死を踏み出しただけです。



『偽造映像』による脅迫行為にしなければならない最大の理由は、人質が既に死亡している場合だ。

そんなことだけはないように、新たな展開で無事が伝わりますように。


無事に帰ってきますように。  死なせていい生命なんてないんだからさ



きょうも帰宅時、セルフスタンドで給油して渋滞の中でモニターを眺めながら心によぎる想いがあった。











  

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