宇宙博2014.


宇宙博…なんて心躍る響きでしょう。

太古の昔から太陽系だけではなく、深遠な宇宙からの影響で生きる私たち。

地球生命の根源も何処からの星間物質として…もたらされたのかもしれません。

楕円軌道で巡る彗星も、そんな奇蹟の福音かと思うと神秘的な銀河の輝きに魅せられます。


実は私も宇宙って?そんなに詳しくないんですよ。


    夢中飛行士”~というところでしょうか。 さあ、会場をご一緒しましょう。



  A HUMAN ADVENTURE.


宇宙開発は、まさしく冒険であり人間ドラマです。

信頼や情熱、探求心から屈強な精神と肉体までも必要なストイックに挑む世界です。

なにより深い愛情なしには成し遂げられないのが宇宙への道でしょう。



初期の宇宙開発でアメリカ合衆国も苦難を乗り越えました。

決して楽な道のりではなく、不測の事故による死傷者も絶えません。

人類が挑戦する魂を失わない限り…宇宙開発に光明はあります。



ジェミニ計画に至っては、アメリカの宇宙船開発も軌道に乗れたと言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 


GEMINI


それまで宇宙飛行士が単独で、閉所恐怖症が心配なくらい?窮屈に搭乗したことから、

ジェミニ(双子座)が意味するような2名が搭乗できる船体になりました。

古典SF小説『月世界旅行』のように砲弾にしがみつくようなカプセルに命を賭ける。

米軍人が宇宙飛行士に選ばれる軍事色が強い時代背景です。

地球という濃密な大気の底から飛翔して宇宙の渚を浮遊することが可能となりました。

(ジェミニ8号で、アメリカ初の有人宇宙船ドッキングを成功させたのもアームストロング)

彼ら…ライトスタッフ、それは宇宙が選ばれし者達の領域だった時代です。

基礎的な生命維持や船体の運用技術が急速に蓄えられていきました。

貴女はNASAのミッションに挑んだクルーの名を憶えているでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


神話の名を冠するスターシップ

反射する様も美しい黄金色の底部、いまや人類は神話を超えようとしていました。

テクノロジーの急速な進歩。 『宇宙開発』という叙事詩?にも感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 


ここから…ペンタゴンは見えません

ある意味…兵器開発にも通じるロケットや軍事衛星のノウハウも研鑽される対象。

アポロ・イレブン、11号までのアポロ宇宙船は、宇宙で厳しい実験を繰り返しました。

世界は戦争なき時代を信じてアメリカを応援したいのです。


サッカーのエースナンバーが『10』なら、宇宙船は『11』に間違いありません!。

地球の衛星軌道などで月を目指す機体が研究の最終試験のように活動します。

船外活動する宇宙飛行士、アンビリカル・ケーブル(へその緒)は文字通り命綱。

碧く輝いている母なる地球の海洋(うみ)を眼下に、同型の指令船は最終段階に及ぶ訓練。

ドッキングや姿勢制御の噴射など精緻な計算をもとにシミュレーションは続きます。

 

 

 

 

 

 

 

 


フロリダ州にあるケープカナベラルから宇宙に旅立つロケットの雄姿。

ケネディ宇宙基地の周辺には沢山の見物人が押し寄せます。

日本にも世界一の美しさを誇る珊瑚礁の基地『種子島宇宙センター』から発射する最高の瞬間。

誰もが見に行きたいのではありませんか。

雷鳴よりも大きな轟音とロケット噴射の炎と煙が天空に昇るリフトオフ。

かつて神々の領域と呼ばれた成層圏を貫き、星の海にまで進出する地球人のモニュメント

 

 

 

 

 

 

 

 


月着陸船の内部がよく解るカットモデル。

アポロ・ルナ・モジュール LMイーグル』のキャノピー付近が再現されています。

航空機産業のグラマン社が開発してくれた着陸船は月軌道ランデブー方式。

本船から離脱して月面に着陸後、下降部を発射台として搭乗部のみ軌道まで射出されます。

手前に見える姿勢制御の噴射ノズルで微調整することが出来るのです。

これは右からの横顔?。

 

 

 

 

 

 

 


ほら、想像してみて下さい。アポロ11号のクルーたちを

操縦桿を握り、慎重に着陸地点を目指す…『エドウィン・オルドリン宇宙飛行士』。

ニール・アームストロング船長』も近づく月面…『静寂の海』を見つめます。

軌道上には、『マイケル・コリンズ宇宙飛行士』が指令船で待機していました。

マルチスライスCTにかけたように断層撮影したような展示モデル。

とても解りやすいですね。

与圧服を着て、分厚い手袋での操縦はたいへんだったでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


彼らの足跡…


人類史上、月面を歩いた人間は僅かに12人のアメリカ人。

ジェミニ計画にも参加した宇宙飛行士の『ユージン・アンドリュー・サーナン』は海軍出身。

アポロ10号では着陸船の操縦者、最後のアポロ17号では船長を務めました。

幸運にも二度の月旅行をしたのは『ジム・ラヴェル』、『ジョン・ヤング』の3名だけです。

 

 

 

 

 

 

 


着陸船キャノピーは左右に2箇所が設けられ、正面から観察すると人の顔のよう。

ルナ・モジュール着陸船イーグルは、信頼性が高く最後までトラブルもなく完遂。

人類の月旅行には様々な幸運が揃っていたようですね。

そう考えると月面には、かなり多くの機材などが置き去りにされている訳です。

各国の観測機器や着陸船の台座は、将来の科学遺産になるのでしょうか。

もしもルナリアン(月人)が存在したら、不法投棄で訴訟の対象にされるでしょう?。




(石川県羽咋市のコスモアイルでは展示された実物大の全体像モデルを見学できます。)


☆アメリカ月面着陸船の画像など グッド! クリック

 

 

 

 


プロトタイプ  試作デザイン


いかついデザインで知られるイーグル…LM月着陸船の機能美。

NASAとグラマン社でも、これに決定するまでのデザインコンペも行われたのでしょう。

どれもユニークで特徴ある外観ですね。

 

 


     なんだか可愛いんですけれど。

     これが採用されていたら…きっと宇宙開発は面白い。

 

 

 

 

 

 

 


こんなに色々な可能性があるということですけれど。

玩具メーカー(マテル)から発売されても不思議はないシリーズ作品でしょう。

全米で、いいえ日本でもブレイク間違いなしです。

 

 

 


その左足は、人類史…世界を変えた一歩

He has left an indelible mark on the history of science.

1969年7月20日 20時17分39秒

これこそ…アームストロング船長の足跡です。

昨年、8月25日に御逝去された偉大なる科学史の巨人が成し遂げた瞬間。


細かな粒子状のパウダーにも似た月の砂上でのEVA(船外活動)。

レゴリスに遺されたのは、神々の指紋ではなく…人間の足跡でした。

あれから数十年が経過して、いまはどうなっているでしょう。

真空の月面に風化がなくても、着陸船の帰還時にロケット噴射で掻き消されているかも?。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


真昼の地球照に想う


人類が再び月に立つ日は戻ってくるでしょうか。

1961年の演説により本格化したアポロ・ミッション。

社会では既得権や暴利を貪りたい一派のドス黒い陰謀も渦を巻き…

ケネディ大統領は暗殺されましたが、世紀の計画は公約のとおり成就しました。


喝采と栄光を掴み取ったアメリカの躍進も過去となり

空気も音もない世界に吹くのは、エネルギー粒子の風だけ…

いまは月面に無数の足跡が残されています。

残念ながら人類の宇宙進出の情熱は衰え始めています。

分裂や不毛な闘争に疲弊した先進国の情緒は乱れ…負の摩擦熱が上昇してばかり。

いつか新たなイノベーションで再び革新的な知性が飛翔する時までは学びの時代です。


(写真はエドウィン・オルドリン宇宙飛行士)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


月面探査車ムーンバギーの冒険


アポロ15号より搭載されたのは月探査車『ルナ・ローバー』でした。

荒涼とした月面を走行するには耐久性から金属のメッシュ構造をしたタイヤ仕様です。

重力が僅か1/6、しかも気圧はゼロ近い環境では有効な装備となります。

(地球上では重量にタイヤが耐えられませんが、まさに月ならでは。)

バッテリーとモーター駆動で最大速度は2名乗車で30km/hの設定。

実際には半分くらいの速度で稼動したそうです。

操作は宇宙服でも容易に行うべく、レバーひとつで前後・左右に自在な動きが可能。


(TVのCFで、アメリカの月面車はグッドイヤータイヤを履いていたとありましたが
 間違いなのか、それとも金属メッシュタイヤを同社が製作したのでしょうか?。)

そういえば地上での訓練では通常のゴムタイヤを履いていましたね。

 

 

 

 

 

 


地質調査~標本採集など時間制限も厳しい月の環境で、飛躍的に移動距離が広がり

1971~72年には有人月面探査車の活躍で多くの貴重なサンプルを持ち帰れたのです。

ボーイング社が製作し全長は3メートル、重量は200キログラムに抑えられ、

 
一説には設計にポルシェも参加していたと伝えられています。

アポロ16~17号にも搭載されて、最終ミッションでの距離は35kmを走破しています。

そうです同型車は月に残されています。

果たして?いまも動いてくれるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 




完全無人の探査ロボット・ビークルも良いですが、やはり人間の手で走らせたいアメリカ。

もちろん有人月面探査車LRVの長距離記録をもつのはアメリカだけです。


無人の月面探査車(ロボット)は、これも先んじて旧ソビエト連邦が投入しました。

(次に紹介いたします。)

最近では進歩が著しい中国の宇宙開発も見逃せません。

月面探査機『嫦娥3号』を昨年2013年12月14日に打ち上げ軟着陸を果たしました。

無人の月面車には『玉兎号』というスィートな名前を付けています。

太陽電池パネルから極寒となる夜の対策に原子力電池まで搭載してあるそうです。

稼動限界は30年間を保障するそうで、中国側科学者の意気込みが解ります。



そして将来の月探査計画のために観測機『かぐや』で成功を収めた我が国JAXA

いまも独自の月面車を研究しています。

(ほんとうは日本の自動車企業こそが参入すべき分野では?)



時期的には2015年を狙うロシアのルナグローブ計画という無人機主体のミッション。

次は欧州宇宙機関か新興インドとロシアのコラボとなるか、どこまでも月は情熱を掻き立てます。

 

 

 

 

 




月ではシャネルも~プラダもエルメスも不要です。


アポロ11号の頃から、最大の任務である地球外の天体から岩石を採取すること。

まるで離島の診療所医師のように、調査から撮影まで何でも行なわなければなりません。

当然ニール・アームストロング船長だって大忙し、僅か21時間ほどの滞在に責任重大。

月の石…どんな宝石やダイヤモンドよりも貴重な鉱物サンプルです。

質素に見えますが、その岩石を入れて持ち帰るためのバッグです。



最初の月着陸では、まったく何が起きるか不明の月面に降り立ち。

想定外のアクシデントがあれば緊急離脱するようにと訓練されていたので

いつでも飛行士は身構え、着陸船は軌道まで上昇すべく発進態勢を保ちました。

たかが…石ころ?どころか命懸けの重要な任務だったのですから。

 

 

 

 

 

 



採取された貴重な鉱物サンプルは、厚く頑丈なケースに納めて地球に帰還します。

未知の世界で生命痕跡が発見できないことで地球人の孤独感はありますが。

国民に支持され、巨費を投じて世界に向けた快挙を達成させる意味は大きい。

アメリカだけでなく、停滞した厭世的なムードを打破し世界中を再燃させ活性化しました。

建国から変わらない尊い精神を再認識させること。

人類未踏の地に人間の力で到達するという永遠のフロンティアスピリットは不滅です。

 

 

 

 




無人探査車の先駆けルノホート


人類の月面到達では後れをとり逆に後塵を浴びることになった旧ソビエトでしたが

1970年に『ルノホート1号』、73年には2号を打ち上げました。  

(ルノホート…ロシア語の意味は、月面を歩きまわる者)

 



これも世界初の試みとして無人のロボット探査車ルノホートはを月に着陸させています。

プロトンロケットのルナ17号が打ち上げられ本体を月へと搬送しました。

旧ソビエトも自走する探査機というコンセプトで画期的な観測を成功させ、有人着陸に備えての実験や地形観測などが主な仕事。



無人探査車は1997年にアメリカが火星にマーズパスファインダーを到着させるまで

ルノホートは地球から唯一の遠隔操作できる無人探査車だったのです。



この展示機体は、1977年に打ち上げが予定されていた3号機のモデルです。

(莫大な予算と打ち上げ機の確保が間に合わなかったために頓挫しました。)

 

 

 

 



すごく珍しいことなんです。実物大のモデルが拝見できるなんて。

ルノホートに見られる特徴は、まるで大きなお鍋と蓋のような外観です。

ボルガ河に浮きながら~流されていても絵になりそうなデザインに概念の違いを感じるでしょう。

丸く大きな径の太陽電池パネルを展開している状態で自走しているのですね。

 

 

 

 



これも車輪はネット状の複合素材で、軽量かつ破損しにくい設計。

人間に代わり危険な宇宙空間を旅して現地の詳細な調査と映像を送信してくれます。

現代の主流になりつつあるコンセプトは…ここから始まったのです。

リクビダートル(露…決死隊の意味)として立派に働いてくれる無人探査車に敬礼!。

ルノホート1号は、332日間も稼動して10,5kmを移動しました。

ルノホート2号は、120日程の期間でしたが、37kmもの距離を走破してくれ予定の探査をし続けながら貴重なデータを得てくれました。

(この移動距離の記録は、現状でアメリカの無人探査車に破られていません。)

 

 

 

 



どこか愛嬌のある顔立ち?、ロボットとして地球からのコマンドを待っているかもしれませんね。

こうした健気な?無人機体を見ていると…

私は、ピクサーアニメーションの作品だった『ウォーリー』とイメージが重なります。

(WaLL-E …アンドリュー・スタントン監督 2008年米国)


地球ごと人類が捨て去り、700年が過ぎた29世紀。

ひとりぽっちで地球に置き去さられたゴミ処理ロボットのウォーリーの物語。

孤独な役目を淡々と果たすうちに、いつしか感情が芽生えていた。

ハートウォームなストーリー。ドキドキ



人類が創造した多くの観測機器。

いまも月の表面で孤独に耐えながら懐かしい故郷の方向を見つめているのでしょうから。

 




スーツアクターじゃありませんが…


1920年代後半…宇宙旅行の父と呼ばれるドイツ人『ヘルマン・オーベルト』のロケット推進に関する実証的理論が提言されました。

紆余曲折~世界大戦まで経験した人類は、いつしか宇宙に目覚めました。

1957年10月に旧ソビエト連邦は、遂に世界初の人工衛星スプートニク打ち上げに成功します。

スプートニクショック!』の大ウエーブが巻き起こりました。


以後、オリンピックより派手に米ソ宇宙競争は進歩をブーストアップさせていきます。



ことごとく旧ソビエトに先行されながら、マーキュリー計画で有人宇宙飛行を達成したアメリカ。

すべては軍事色を払拭した高度なスペシャリスト集団NASAのなせる技です。



ジェミニ計画時代の宇宙服(与圧服)。

これを着ると宇宙人?になった気がしたでしょうね。

原始時代から裸で生まれ育った地球を離れ、宇宙空間に出る人間の唯一身につけられるもの。

 

 

 

 



まだまだ技術的には成熟しておらず、アメリカ空軍の高高度与圧服から進歩したものでしょう。

ワンオフのオーダー品、バイクならツナギのようにライダー(宇宙飛行士)を守る装備。

海ならばダイバーの着衣ウエットスーツがドライスーツに変わったくらいの進歩です。


シンプルでタイトですね(アルミ箔を身体に巻きつけたような感じ…)

 




実際の宇宙空間で体験し、数々の実験と使用プロセスなどから研究が進む発展型には

パイロットの帰還率を向上させるために考案された知恵も総動員。

宇宙服はアストロノーツにとって最小単位の空間、着る?宇宙船のような物になります。

(かつて、マーキュリー宇宙船時代には船内が狭すぎることから宇宙船カプセルを着る”と揶揄された頃もありました。)


事実…着ぐるみ状態に見える現行の宇宙服は、内部環境を安定させ被験者を守る措置が施された超ハイテクの集大成。

生命維持装置のバックパックを担げば長時間の宇宙遊泳もこなす優れもの。

マリーアントワネット妃の最高級ドレスよりも高価な一着で宇宙デビューです。

 




それ故に重さがネックになるのです。

アポロの宇宙服はベースでも重量が40kg、生命維持装置など装備を含めてフル装備で80kgにもなるものでした。

膝部分にはポケットがあり、月面の鉱物採集では持ちきれないサンプルを収納します。

ヘルメットバイザー表面は金箔が蒸着されて強力な太陽光線を防ぎます。

内部は透明なグラスで出来た二重構造。

宇宙服を知れば、人間が生かされる環境を再現する大切さが理解できます。



足元の靴にはプラスティックにアルミ箔が張られたものを13枚重ねした堅牢でしなやかな靴。

そしてグラスファイバーを12層重ねするという徹底ぶり。

(長靴を履いた猫だって~欲しがります。^^)


どんなに痩身で脚線が美しい女性宇宙飛行士も、お気に入りのパンプスやサンダルは履けません。

(もちろん~ISSの中でも^^)

 

 

 

 




アンダースーツはクールスーツであり細かなパイプが縦横に組まれ、冷却水が循環することで太陽熱による体温上昇を和らげ人体のホメオスタシスを安定させる工夫がとられます。

レイヤー構造で外皮のように宇宙服は特殊な合成繊維やアルミ箔を多層構造にしてアクシデントから保護しようと設計されています。


動きづらさを克服しようと工夫がなされている宇宙服デザイン。

胸部の生命維持装置コントローラーや自身の装着したスーツを確認するために小さな鏡を腕に備えています。 

(多分ロシアは、本人の見えにくい必要な機能は逆文字で書かれているのです。)

未来を見据え世界中で日夜研究は続いています。


こうした宇宙服を見れば解るのは、その環境性能の高さなのですが。

いま福島県の原子炉事故などで汚染環境の作業に立ち向かえる装備が望まれます。

日本の工業界や大学の研究機関が団結すれば優れた防護服の実現は可能でしょう。

宇宙開発の技術転用は喜ばしいことであり相互にフィードバックできるのですから。


工業大国で不況だなどと騒ぐ暇があるなら、いますぐ始めていただきたいのです。

(現状の殺人的な脆い防護服も危険すぎではないですか。)

エボラ出血熱しかり…世界に必要で過酷な環境の作業スーツ開発をリードすべきは日本でしょう。

新たなマーケットも生まれます。



我田引水のための内閣改造など論じている暇があるなら、政治家の皆さんは宇宙博にいらしてください。



よろしくお願いします!。

 

 

 

 

 




いまや伝説の宇宙服ですから…


アポロ計画で使用された宇宙服は世界最高峰のスーツ。


宇宙服A7LBのカットモデル



見えない箇所にこそ気配り、細心の技術導入、生命の保護に対する思想。

職場の3K”どころか100Kくらいの宇宙空間ですからね。

近頃は日本人も…短絡的な思考から質の低下や無恥が利益と勘違いしています。

それは甘えて厳しい現実から逃げてばかりいるからでしょう。

犯罪が横行し欺瞞が蔓延る社会も政治不信も己の緩みから生じた汚い垢です。



ところで宇宙服の内部は基本的に超”清潔だということをご存知でしょうか。

茶席や手術室、宇宙船の中と…高度な仕事環境は清潔が信条です。

 

 

 

 

 

 





熱しやすく 冷めやすい宇宙


太陽光からの加熱は、まるで調理器のような熱量で侵襲する最大の問題点。

そこには赤道直下や極地以上の温度差があるのです。


溜息も凍りそうな極低温から高温の熱地獄まで、真空の宇宙空間から月面で宇宙飛行士の生命を守る役目が宇宙服。

 




宇宙服を脱いでも…宇宙目線で!


あらゆる知識に精通した上に安定した精神と卓越した肉体、人類未踏の過酷な環境で生活するミッションの経験者であること。

地球を代表して選ばれ度量も社交性も素晴らしい選りすぐりの人材たち宇宙飛行士。

宇宙飛行士の船長みたいな人物が首相になれば一番いいのではないでしょうか。

(せめて世界中の紛争国の政治家に見習って欲しいと思っています。)

勇気を奮い起こし  悠久の世界平和という未知の世界へ切り込んでほしい。

この宇宙から見れば世界は変えられる。

それは間違いなく叶えられる夢なのだから。



           君がキャプテンなのか!!

 

 

 

 

 





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