第43回東京モーターショー2013.
『The 43rd Tokyo Motor Show 2013』
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ルノーの挑戦、現代フランスの騎士(シュバリエ)はドライバー!
自動車文明の黎明期からモータースポーツに深く関わりを続けるルノー。
時に西暦1898年、フランス人技術者のルイ・ルノー氏と兄弟は立ち上がりました。
『ルノー・フレール』(ルノー兄弟)社として設立されたのです。
まるで宇宙兄弟?のようなチャレンジャー。
日本では内紛さめやらぬ1900年代初頭の明治時代 …海の彼方、彼等『ルノー』は、レースに積極的に参加し、勝利成績を収めていました。
1世紀以上に及ぶ歩み、いかなる時代にもRENAULT”に共通するのは、挑戦と革新を追求する熱意でした。
まずは現代を代表するルノーの精鋭たちを紹介しましょう。
今回ジャパンプレミアとなったのは、EVコンセプトカーは、たとえバッテリーやモーターでも最適の前後重量配分を追求してあります。
左右対称にドアが跳ね上がる奇抜なデザインにパリジャンのエスプリを感じます。
『ルノー・デジール』
テーマは『 EXPLORE 』(冒険への旅立ち)
新鋭のルノースタイル・コンパクトクロスオーバー。
SUVに匹敵する移動空間として、温かみや親しみある快適さを保つデザインテイストを取り入れたクロスオーバー。
コンパクトサイズのボディには大径ホイールを組み合わせたパッケージ。
スポーティーに冒険へと旅立つ情熱を感じさせるモデル。
『ルノー キャプチャー』
現在ルノー車の中でも先鋭的で、最もスポーツ性能を誇る一台。
メガーヌRSがターマック(舗装路)で炸裂させる走りの魅力は圧倒的。
常に4WDターボ勢を脅かすパフォーマンスで凌駕するのです。
『MEGANE RENAULT SPORT』 (メガーヌ・ルノー・スポール)
Volkswagen.
ドイツのヴォルフスブルク本社を置くフォルクスワーゲンの逸話には歴史の悲哀がある。
そのルーツは、1934年のベルリン・モーターショーで提唱されました。
国民のためのクルマ … (ドイツ語の意味は”フォルクスワーゲン”)
1938年にアンベールされた画期的なモデルの登場。
当時、もっとも進歩型のメカニズムを盛り込んだリアエンジンの空冷小型車誕生。
『twin up!』 up!革新的スモールカー。
VW待望のラリーカーは、果敢にもWRCに挑戦しています。
2013年シーズンは、WRC初参戦で年間総合優勝に輝きました。
オジェ選手、ラトバラ選手が2013年シーズン2度目の1、2フィニッシュ達成。
4大陸 13戦中、10勝を挙げての殊勲。
あの大人しい~PoLo”がベースだなんて信じられないワイドフェンダーのボリューム感覚。
Red Bull”のスポンサーカラーが似合いますね。
あらためて高いパフォーマンスを証明しました。
『PoLo R WRC』
Golf に代表されるフォルクスワーゲンの小型車、より高い安全性にプラスされた楽しい走りのプリミティブ。
そんなGolf Touranに、アクティブでスポーティなスタイリングをプラス。
明るい家族の夢を詰め込んだら、あの虹の下まで走りだしましょう。
定員7人、余裕あるスペースに快適さと楽しさを凝縮したコンパクトミニバンです。
『Cross Touran』
フォルクスワーゲンのコンセプトカー”XL1” 最早これは生産モデル以上?。
数々の実走シーンで知られている次世代のエコカーです。
その燃費性能は、僅か0,9リットルの燃料により100km区間を走行できるといいます。
コンパクトな2シーターのボディは、強度にも優れたカーボンファイバー(炭素繊維)で軽量に仕上げられています。
プラグインハイブリッドシステムを搭載したローエミッションビークルは、1,1L/100kmという圧倒的な低燃費を実現します。
EVとして電気走行モードに切り替わると、なんと最大50km航続が可能。
なおかつ、0 → 100km/h 加速を15,7秒で走りきります。
次世代エコカーのスタンダードモデルとして将来のエネルギー効率と走る楽しさの両立は大前提なのです。
主機は、ディーゼル2気筒TDI®エンジン&電気モーターという組合せで駆動します。
フォルクスワーゲン・ブランドなら日常性能は万全って気がします。
『XL1』
クルマには、色々な趣向があります。
そうした夢や楽しさをプロデュースしたスモールカーup! 街角の少年は荒野へと旅立つ。
ヘビーデューティー感覚をファッショナブルに実現。
クリアランス向上のため車高をリフト。 小粋なオーバーフェンダーとサイドスカート。
ドアにもプロテクションストリップ、タフなイメージのバンパーひとつでイメージ一新のup!
『cross up!』
KEN OKUYAMA DESIGN.
『 イタリア人以外で、初めてフェラーリをデザインした日本人 』
奥山 清行(おくやま きよゆき )さんは、世界的なカーデザイナー。
日本国内外の自動車業界では,KEN OKUYAMA (ケン・オクヤマ)を知らぬ人はいないほどの人物です。
HONDA・NSX開発時のチーフデザイナーであり、ポルシェやGMに於いてデザインを手掛けてきました。
イタリアの『ピニンファリーナ社』時代に、エンツォ・フェラーリ”のチーフデザイナーを務めてています。
まさに偉大なる現代のマエストロ。
耕作機然”としたトラクターのデザインコンセプトを守りながら、どこまでも忠実に描くシンプルな機能美の融合。
東京モーターショーで展示されたヤンマーの『コンセプトトラクター』に度肝を抜かれ!
東京モーターショー2013でワールドプレミアを飾った流麗な新型クーペ。
コンセプトは、レースカーとスポーツカーの中間に位置するライトウエイトスポーツカー。
ネオレトロ?基本プロポーションの艶やかさとボリューム感の魅力はロジックを越えたナチュラルさをストリートに体現したスタイリング。
1トンを切る890kgという軽量ボディ、クルマの持つ普遍的な美しさへの追求でしょう。
HKS製スーパーチャージャー搭載で2リッター4気筒ながら370psを発揮するハイパワーエンジン。
『kode 9』
究極までの潔さ、あたかも日本刀の様な無駄を削ぎ落とした意匠のクオリティ。
抜刀した鋭さのような、ソリッドに虚飾を排した2シーターのオープントップ。
しかし随所に流れる奥の深い雅風というヴェイパーコーンを纏うかのようです。
疾走りという機能をコンパクトにまとめ、静かな佇まいにの内にスパルタンな気概を感じます。
『kode 7』
『枠にはまるな』というコンセプトを掲げておられたHONDA陣営。
ということは、『枠』にはまりつつあることを感じていたのでしょうか。
本田宗一郎さんという世界的なカリスマ性に牽引されてきたホンダ。
彼らにとっての技術は、世界に羽ばたける自由な翼そのもの。
エンジン始動がラクラク〈セル付き〉は4段リターン変速でとっても低燃費。
行動範囲も113km/L(30km/h 定地走行テスト値)のタフネス。
日本のカブ … そして世界のスタンダード。
思わず微笑んでしまう雰囲気が Cub スタイル。
『Little Cub』
カブにプラスされた遊び心、アジア街乗り探検隊イメージかな?。
ほんのり~オリーブドラブカラーのコンセプトモデルなら、可愛いアオザイ姿も似合いそうでしょ。
ポルシェ”とカブ”だけは…これからも基本のスタイルは変わらないんだろうな。
『クロスカブ・カスタマイズコンセプト』
これは軽量で運動性に定評ある600㏄クラスCBR。
その排気量を拡大して環境性能とパワーをマッチングさせ、より日常的なフィールドを目指しているのでしょうか。
600㏄クラスのスポーツモデルは、峠や首都高でも最強のセレクトです。
DOHCマルチの600は、最高速度も軽く260km/hにも到達する実力。
『CBR 650F』
ラリー競技専用モデルの『CRF 450 RALLY』
今月に開催される『ダカールラリー2014アルゼンチン・ボリビア・チリ・ダカールラリー』に参戦します。
そのベース銘柄は、市販オフロードモデル『CRF450X』。
『CRF 450 RALLY』
1964年 フォーミュラ・ワン世界選手権初出場車。
現代のフォーミュラカーとは違いますね。
『RA 271』
『ゴールドウイング』の重装備を簡素化すると … かなり感じがいい。
爽快な走りを楽しめる巨艦の心臓部は水平対向1800ccの大型二輪クルーザーです。
発想の転換?か、ゴールドウイングのフロントスクリーンをカットオフ。
まさしくロードスター然とした出で立ちが … 斬新すぎます。
そろそろデビューから丸一年を経過しそうな
『ゴールドウイング F6B』
頼まなくても~陸上自衛隊に正式採用されそうな迷彩色のオフ・ランナー
パニアケース(武装^^)もヘビーデューティーに決まってます。
悪路よりも都市をワイルド・ハートで駆け抜ける、そんなお洒落さも魅力です。
もちろんダートを経由したロングツアーでは、高速を快適に走り韋駄天の如し。
(タイヤは、ロード寄りかな? 悪路では無理できません)
たった一杯の珈琲を飲みに … 富士の裾野まで行くロマン。
『CROSS TOURER.』
ロードレース世界選手権 Moto GPクラス参戦を目的に製作されたレース専用オートバイ。
2012年からエンジン排気量は上限を1000㏄に拡大され、レギュレーション変更に伴い登場しました。
エンジン形式はV型4気筒を採用し、2014年からは、そのベースである市販マシン・ホンダ・RCV1000Rがプライベーター向けに販売されます。
『RC213V』
『メルセデス』と命名されたのは1899年頃のこと。
オーストリア・ハンガリー帝国の領事、エミール・イェリネック氏はユダヤ系ドイツ人。
当時はダイムラー車関係のディーラーを経営していました。
その領事の娘さんの名に由来するそうです。
『メルセデス』スペイン語の意味では『慈悲深い人』という意味があるそうです。
ダイムラー・モトーレンは1902年に商標登録しました。
AMG.
その信念は『モータースポーツこそが技術力の優秀性を何よりも端的に示す』
1967年に誕生したのはAMG(アーマーゲー)です。
徹底した管理と造りこまれた部品は、細部に至るまで精密な芸術品。
そんな妥協なき設計姿勢で貫いてきたドイツのマイスター達。
『CLA45 AMG 4MATIC』
次々と誕生する高級感覚のSUVは、最上のステータスを求めたファーストクラスのクオリティ。
『GL-Class』
世界屈指といえるプレミアムセダンの指標として君臨してきた『メルセデス』。
『S-500』は排気量5,5リッターDOHCで387psを発揮するV8をベースに、2トン級の車重を疾駆させます。
『S-Class HYBRID』
東京モーターショーといえば、大手の自動車メーカーばかりではなくクルマ関連の夢が凝縮されています。
日本自動車大学校(といえば、千葉県成田市に所在地がある専門学校)
『NATS EV SPORTS PROTOTYPE 02』
スタイリッシュなオートバイ。
ヤマハの贈る新しいイノベーションがストリートを疾駆します。
『MT-07. (エムティーゼロセブン)』
TESLA MOTORS とは、米国シリコンバレーで働く数名のエンジニアの有志により電気自動車の素晴らしい可能性を証明すべく2003年に設立。
『Tesla モデル S』
神器の如き…高品質の部品メーカーから供給されるパーツが名車を造る。
ある意味、スピードの真剣白刃取り…?
回転エネルギーを摩擦力の熱エネルギー変換して減速するブレーキ・キャリパー。
BOSCH
” そのパテントが世界のクルマに使われている事実が凄い。
まさに中枢部に宿るスピリッツ。 未来を射程距離に捕捉する歩み。
綺麗でしょう? 構造の細部までに工学的な美と調和がある。
『先進安全自動車
(ASV)』は、先進技術を利用してドライバーの安全運転を支援するシステムを搭載した自動車です。
ASV技術はドライバーの意思を尊重し、ドライバーの安全運転を支援します。
そのインターフェースは、あくまでもドライバーが主体的に、責任を持って運転するという前提にたったものです。
ショーも終了して日が暮れていく。
世界を変えたイノベーションの片鱗を見た私達。
君が幼心に…クルマと接した印象が、将来の世界を昇華させるでしょう。
I Love Cars.
クルマって最高だよ!。
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