カンパーニャ T-REX. 何故、恐竜の名前なのか。
生まれ出ずるモンスターの系譜。
3ホイールの超軽量さに高出力のエンジンが咆哮をあげる。
あくまでも原始的なソリッドさではないだろうか、いまでは得られない強大なパワーフィールを脳内に刻み付ける。
『T-REX』 … ティラノサウルスの名を冠する竜の戦士としか言えない存在です。
存在そのものが拘り、スリリングで刺激の塊りなのですから。
加速世界の魔竜召喚!!
T-Rex 14RR
次世代のフォーミュラカー T-REX
君が目指す地平線は!
かつて … フォードの『スペシャル・ヴィーグル・チーム』はピックアップ・トラック『F-150』を素体として開発したスペシャルモデルがありました。
そのモデルとは明確に棲み分けるために『ラプター』の名で呼称されました。
ラプター … ラプトゥル、それは小型で俊敏さを武器とする肉食恐竜。
1990年代の初頭の北米、 カナダのケベック州では小さな自動車メーカーの戦略は開始されていました。
『カンパーニャ・モーターズ』なのです。
『T-Rex(T・レックス)』 (それは、ティラノサウルスの名称)
まさに シュトルム ウント ドラング (疾風怒濤の三輪自動車が製造されました。)
私が思うところ … この誕生した年代に公開された、マイケル・クライトンによる小説の影響ではないかと?。
大ヒットした映画シリーズ 『ジュラシック・パーク 』(Jurassic Park)のインパクトによるのでは。
スティーヴン・スピルバーグ監督は1993年に世界中で恐竜旋風を巻き起こしましたね。
(特に、従来は巨大さばかりに目がいっていた恐竜に、むしろ小型で凶暴…集団で狩りをするヴェロキラプトゥル等の姿から概念が変わりましたから。)
世のクルマ文明へのアンチテーゼ、疾走りに特化したビークルを蘇った太古の竜になぞらえたのでは。
『カンパーニャ・モーターズ』のスタッフも、創造した異形のビークルをユーモアと夢を込めてそう呼んだに違いない。
T-Rex V13R
ひたすら豪華に大きく重くなるクルマ達に、進化”の意味を問う大胆な構成のマシン。
絶滅”していた走りの楽しさや緊張を蘇らせ、スピードという牙とパワーで蹴散らすのです。
しかし、実際のモンスター『T-Rex』の定義は、倫理観と怒涛の加速Gの両立を主体としています。
(演出だけでなく、手に負えない超獣の証を秘めている凶暴さを隠せない。)
発売された1993年以来、幾度ものモデル・チェンジを果たしながら基本構造は変わらない。
前輪が2つで後輪が1つであり、剥き出しのコックピットが挑戦的!。
横並びのバケット・シートに着座し、ステアリング・ホイールとシフトレバーを握れば、ペダルによるトルクの制御に没頭できるレイアウト。
エンジンはバイクのものを使用しており、ハーレーから日本製バイクの物まで採用されて、そのレイアウトは車に近い。
嬉しいことに最新モデルになると、『T-Rex』は、スポーティーなカワサキ『ニンジャ』、しかも最上級クラス『ZX-14』搭載エンジンを奢っています。
最高出力197psが軽量な機体に炸裂したら … どんなことになるか想像してください。
眩暈がしそうな運動性を思い知れ!!
(なんと、1、3G 相当の加速度を体感するらしいのですが…)
ワインディングロードの加速番長なのでした!
T-REX
当然、カワサキを一台購入して、エンジンなど補器類をドナーに提供。
軽く5~600万円もする高級な恐竜を飼いならせますか?
それだけでも超贅沢じゃないですか。
違いもグラビティー”も身に沁みた、真の愛好家がユーザーなのでしょう。
ルーフもドアもない、すべてが軽量で…剛性を突き詰めたモデル。
運転席から助手席の周りは、フロントとサイドの小さなウインドシールドのみで防いでいるようですが。
ドライバーとパッセンジャーは、走り以外の官能など求めるなと忠告されそうだ。
3輪ハイパーモデルが数ある中で、イカレっぷりは只者じゃない。
他社モデルへの浮気ですって … 100年早い。
頭から、ひと噛みしてもらおうじゃないですか。
ようこそ極上の”加速世界”へ T-REX.
加速装置クリック
ふたりの恋も加速しよう
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