SUBARU.
富士重工業の記念となるクルマは、『P-1』というファミリーカーでした。
P … は、パッセンジャー”の意味。
当時、5社が出資して設立されたのは1953年、富士重工の黎明期の挑戦。
そうして初期に誕生したのは6人乗りの『スバル1500』という車名を与えられました。
しかし、量産化計画は頓挫して … 生産車は僅かに20台
(その内6台は群馬県内でタクシー需要されていたそうです。)
諦めない勇気!
そして1958年(昭和33)の3月、富士重工から画期的な普及車が発表されました。
日本の自動車史上に輝く 『スバル360』 可愛い~テントウムシ誕生。
誰もが素直に楽しめる笑顔のカーライフ、スバルから新しい夢の輝き。
航空機譲りの発想モノコックの車体、空冷2気筒で排気量356㏄
ミニマムカーには安全と快適性という大きな夢の片鱗が見えました。
… 世紀を越えて挑戦の歴史、SUBARU”の発想と独自技術の開発。
座して未来を待つメーカーではありません。
蒼天の彼方、銀河に瞬く星々のように … いま新星が挑戦する。
スバル BRZ GT300.
2013年 8月18日(日)開催のSUPER GT第5戦
インターナショナルポッカサッポロ1000km決勝レースで
ポールポジションからスタートしたゼッケン61『SUBARU BRZ GT300』
強敵たちを前に、参戦2シーズン目にして初優勝を飾ったのです。
WRC撤退後、その美しい蒼穹のようなカラーリングの疾走を待ち望むファンに贈られる。
大気を味方にしたエアロ、全身スパルタンな仕様に込められた安全思想。
水平対抗エンジンを搭載した新時代のFRランナー『BRZ』がベース。
半世紀を過ぎて、理想の追求がもたらすメカニズム。
僚友のTOYOTA-86”とも兄弟車であり、加速する遺伝子は熟成中。
私的に考察すれば、BRZ”の派生車がハチロクです。
真の完成型を目指すのは注目のSUBARU BRZ”
クオリティと走りのバランス、心臓部に搭載されたボクサーエンジンの切れ味!
昇華する伝統と究極の量産ロードカーに委ねられたスバルの精神性。
その前身は、1917年に飛行機研究所を立ち上げ、1931年に株式会社に改称した戦時中の航空機会社『中島飛行機』に発します。
いつも爽快な大空を感じさせるスバルのイメージ。
当時、不朽の名機と呼ばれた一式戦闘機 『隼』は、生粋の戦闘機でした。
この空を護る使命、搭載される『栄』エンジン(空冷星型複列14気筒)の優秀性は群を抜き3万機が生産されています。
彼ら”とて兵器として生まれたかった訳ではないのです。
神風号”…は、1937年の春、東京→ロンドン間の飛行で世界記録を樹立します。
(この機に搭載された空冷星型9気筒エンジンは、やはり中島飛行機製)
いつしか地上の星☆、コーポレートマークは6連星となったスバル。
脈々と受け継がれた精神は、安全と生命を守る真摯な姿勢そのもの。
『VIZIV』 (コンセプトカー・ヴィジブエヴォリューション)
モーターショーでお披露目したSUBARUのコンセプトカー。
今後もたらされる開発が、安全思想のポシビリティーを躍進させるのです。
次世代クロスオーバーモデルの本命『ヴィジブ エボリューション コンセプト』。
しかも細部は煮詰められ、技術者のアイディアがされたジャパンプレミア。
従来型であるボクサーディーゼルではなく、インストールされたのは1,6L直噴ターボ。
高トルク対応型のリニアトロニックに変更されて精度を増しています。
プラグインハイブリッドに改められたフロント1モーター、リヤ2モーターに換装されています。
話題の安全装備『アイサイト』は、さらなる進化を遂げ『オートパイロットシステム』と呼称する自動運転機能も試まれています。
まるで大きく開いた翼、前後席からの乗降性に優れた電動ガルウイング。
ドライバーとパッセンジャーは、乗り込んだ瞬間から抱かれるような安心感。
都市から最適のナビゲートで目的地へ移動する高機能の先進装備。
あらゆる地球のロードを制するシンメトリカルAWDは、君を乗せて自由を勝ち取る!。
そんな近未来のデジャビュのようです。
サイドビューからすると使い勝手に優れたCセグメントのハッチバックでしょうか?。
LEDライト普及によるによる小型化で、今後クルマのフロントデザインは変わるでしょう。
『VIZIV』の基本シルエットやパワートレインも従来型の技術範疇で実現できそうな雰囲気。
走破性能とエコノミー、環境への取り組みから求められる未来形は。
『レヴォーグ』
アンヴェールされた新型車『レヴォーグ』登場。
レガシィは進化と共にボディサイズが拡大しすぎました。
人気を博した5ナンバー時代のレガシィ、日本市場では性能への評価とともに拒否も少なくない現行レガシィ。
その反省点は実証されたベストサイズ。
やはり大きくなりつつある現行インプレッサ。
そのワゴン機体をベースとして新規開発したスポーツツアラーはキープコンセプト。
1989年にデビューした初代レガシィ”は4WDスポーツワゴンというカテゴリーを確立しました。
2リッターのDOHCターボによる高速巡航、悪路の走破性は抜群。
先代となるBP/BL系のレガシィの遺産?は期待値の通りに収まるボディサイズ。
日本市場でスバルファンの意見は、“インプレッサに留まらず~“レガシィを越えず”ということでしょうか。
時には伝統を見直す。 必要にして十分、足るを知るというコンセプトもある。
メカニズム面での進化は、あくまでも最適”を美徳とする調和。
改良型SIシャシーの優れた基本性能をベースに、2,0Lクラス級の動力性能に匹敵する1,6L直噴ターボDTI”を初搭載。
省燃費と走行性能向上を示す、高トルク対応型リニアトロニックと同調した旋律こそ、カンファンタブルな疾走りを体感させてくれるでしょう。
アイサイトにおける大きな特徴、それは両眼2つの瞳を持つ人間と同じく、2基のCCDカメラで周囲の環境を掌握しています。
センサーのみではなく、空間を認知する能力で進行方向の左右で違う微妙な差を映像化して認識する。
3D … より精細で立体的な捉え方が可能になり、間合い”(距離)や動き”(移動速度)をフォローしてくれます。
それにしても、モーターショー名物のダイナミックで派手な可動ブームで空中機動?するステージ
SUBARU最高です。
事象の予測運転で安全を!
走行時には危険を予測し、積極的に衝突を回避する『プリクラッシュブレーキ』
ドライバーなら経験ある『ヒヤリとする瞬間』を『穏やかな安心』に変換(かえ)てくれる優れもの。
立体視するカメラは常時~周囲を監視し、クルマに対する追突や歩行者などの安全に配慮しながらサポートします。
危険が接近して衝突する可能性を判断するとシステムが警報音・警告表示でドライバーに注意喚起。
ドライバーが衝突回避すべく対応操作をしなければ回避運動に移行、自動ブレーキを作動させて衝突回避や被害の軽減を図ります。
こうした警報ブレーキの作動タイミングでは、ブレーキアシストも制動効果を発揮しています。
安全の総合力が向上した … あたかも不可視のセーフティ・フィールドを纏うように。
こちらもワールドプレミアされた一台。
『スバル クロス スポーツ デザイン コンセプト』
コンパクトボディ(全長4300mm)を採用したスタイリッシュ都市型のSUV
コンセプトモデルのベースはBRZに酷似していますから派生車でしょう?。
剛性の優れたシャシーは拡張性が高いですね。
(そうそう、MINIのような展開です。)
フロントは激似で、リアは独特の外観をデザインされています。
スバルの流儀、弛まず錬度を上げた疾走りのテイスト『SPORT』特性。
ドライバーや搭乗者の快適性を極めた『UTILITY』の豊かさ。
卓越した走破性が醸し出す、快適に過ごす室内空間と内容量に余裕のラゲッジスペース。
トーンを穏やかに派手さを抑えたカラーリングが、かえって自己主張しているようです。
『BRZ』の優れたシャシーやエンジンをベースにした派生ロードカー。
まだまだ可能性が秘められているようです。
世界最高のAWDであるスバルがリリースする最新のFR(後輪駆動)。
実は圧倒的な駆動性能以外はAWDに譲るものの、FRであっても横滑り防止などトラクションコントロールを高度に制御することで
平地ではAWDに匹敵するパフォーマンスを発揮するのですよ。
(いずれシステムが軽量化を武器とする機敏な最速FRが登場するでしょう。)
またしても席捲されるロードシーン!。
かつて大ブレークしたコンパクトなファミリーカー『スバル360』の楽しさ。
ファミリーユーザー向けのスバルは世界で愛されています。
個人的に好むのはハードでストイックなコンペティションモデルで斬り込む
最速のSUBARU神話を期待します。
優れたドライバーのスキルを機械的に誰にでも体現してくれるシステム。
いまやハイテクはドライビングサポートの要です。
そして開発された『アイサイト』は、世界を一歩リードした革新のメカニズム。
近年話題の衝突回避性能を高めた次世代型『アイサイト』はスバルの定番になりつつあります。
いまやクルマの誤操作によるトラブルが頻発して社会問題化しています。
今後、高齢者のドライバー増加に伴なうトラブルも予測されています。
また心臓発作や脳梗塞など、運転時に発症すれば致命的な大事故になるのは必至でしょう。
むしろ簡単になったクルマの操作性が災いして日々報じられる痛ましい事故。
搭乗しているクルマが高性能車であろうと、実際に大事故は多発しています。
シフト操作やペダルの踏み間違いを防ごうとスバルのアイサイト・Ver2”はAT誤発進抑制制御などをインストールしています。
事故防止にもハイテク、被害の軽減を図り楽しくドライブしてほしいですね。
長距離を移動する時、誰でも経験するのは運転の疲労、過労運転の危険性。
道路では渋滞だらけでドライバーの精神は絶えず不安定ですね。
アイサイト・Ver2”には、全車に速度追従機能付のクルーズコントロールを装備します。
ハイウェイなどでドライバーの疲労とストレスを和らげてくれます。
先行車の流れに追従して、速度を同調して先行車が停まると、自車も続いてブレーキ操作しながら停止します。
衝突を防ぐ最新装備が充実し、自動運転の基礎は着実に進んでいます。
淡々と高速道路を巡航していると、思わぬ睡魔に襲われることもあります。
クルマには~ふらつき防止のレーンキープサポート技術も進んでいますから。
車線からの逸脱などを検知すると注意喚起してくれる機能が、アイサイト・Ver2”には備えられています。
知的に回避してくれ、安全を確保してこそ高い社会性と呼べるのです。
『スバル クロスオーバー 7 コンセプト』
万能型クロスオーバーモデルならば、スバルのアウトバックなどがラインナップしていますね。
これは『エクシーガ』をベースとする『クロスオーバー7コンセプト』。
現状よりもクリアランスを確保すべく、車高の45mmアップにより悪路走破性。
フロントマスクも独特、樹脂製のオーバーフェンダーでエクステリアはワイルド。
『レヴォーグ』
イメージがいいですね。 白のワゴン、SUBARUらしさが溢れている感じ。
現行インプレッサのシャシーをベースにした新開発のスポーツツアラー。
過密した都会、パーキングスペースに適合したサイズは必須項目。
名称はメカニカルな雰囲気を漂わしますけれど、果たしてファンの反応は?。
そのステージは世界対応!!
『スバル フォレスター ・X-BREAK』
スバルではコンパクトで走破性も優れたSUVであるフォレスター!
スキーシーズンではゲレンデ直行、オフロードや北の大地も制覇する能力。
それどころかカナダ、アラスカなど世界の道路で定評ある走りで魅せます。
ところでSUBARU開発陣のテストや取り組みが凄いんです。
北米大陸などの極寒地では、地の果てまで走破力を発揮できるステージがあります。
エンジン全開でドライブする猛者までいるのですが、氷点下の環境なのでアクセル・ワイヤーが凍結して全開のまま戻らなくなるという信じがたいことが。
勿論、SUBARUは対応します。 凍結防止で安全を確保する装備を施しました。
(北米極寒地仕様)
国内仕様では考え難いトラブルも広い世界のステージではあり得る。
あらゆる可能性に真っ向挑むSUBARUの安全スピリッツに脱帽です。
(成層圏を飛行する航空機なみです?)
日々磨いたテクニック、新たな走行理論を試したくなるSUBARU
刮目せよ SUBARU の先進性! さあスバルの世界へとクリック