ホテルの部屋でシャワーを浴びようとしたら着替えの肌着が無い。しばし考えて、シャワーを浴びながら肌着を2枚ボディーシャンプーを付けて足踏み洗濯する。
シャワー後、踏みつけた肌着を干して、素肌に直接シャツを羽織ってホテルを出る。夕飯は明洞の予定。
地下鉄で明洞駅下車。
途中コンビニを覗くが肌着は置いてなくて、駅前のユニクロで1枚購入。その後食事。
食事処は「牛里」。
ここのところソウルに来ると2回の内1食はここで夕食を食べている。なぜ使っているか…日本語が伝わる。プラス美味しい。
まずは生ビールと日本では禁制品のレバ刺。
十分旨いが、もっと旨いレバ刺しを日本で食べていたので残念で涙がこぼれる。(また日本でレバ刺しが食べられるのはいつの日か…)
※この段落は少々脚色しました。
その後、店員に「こんな肉」を食べたいと話すと、セットがあるというので
↓をオーダーする。
生ビールはセットの分としてカウントしてくれて
焼き肉のセット(ドリンク付き) 40000W
レバ刺し 10000W
美味しかった。
もっともっと食べて飲んでいたかったが、夜のお勤め(5セット目)があるので我慢して店を出る。
歩いて直接ヒルトンへ行ってもいいのだが、地下鉄で一駅移動。会賢駅からヒルトンへ。
意気揚々と場内へ入る…でも以後、ノートへのメモ書きはなし。
感覚的にはあまりマイナスにならずそこそこプラスで推移。
ルーレットの罫線メモにはヒボナッチのメモが残っていて、6回やってその内の1回は黒が7投連続で出て8投目もちろん黒に34枚置いた。人がそこそこ集まって来て面白い雰囲気にディラーの投球後、赤に挟まれた「00」で外すのが悔しいのでこの「00」に2枚チップを置く。ベルが鳴って、球が弾んで落ちたところは「00」の一つ手前の赤「1」でした。残念…。もう少しギャラリー集めたかったなぁ…。
なんかいい感じで増えていたのが止まる。どうしようかなぁ…と思っていた時、
1:50頃、酔っ払いが水色チップで掛けだす。でも、この台は既に水色チップを使っている客がいてもめる。
それはもめるよ。この水色どこから持って来たんだろう…?
ピットボスが注意しても、酔っぱらっている事もあって要領を得ずわからない模様…。バックヤード(ビデオ)に連絡して結構な騒ぎになる。この酔っ払いの動向を見ていたら、同じルーレットを挟んだ逆台で掛けていてその水色チップを持ち込んでいた。この解決に時間が掛かる。
こまった酔っ払いだ。
やっとゲームが再開するとこの酔っ払い、更に自分の逆台の向こう隣の台にも水色チップを置いていて大騒ぎ、スムーズだったルーレットの進行が止まる。
3台にも置いていた強者だった。
お蔭でルーレットの流れは確実に悪くなって、この後3回位続けて外したので終りにする。
途中、スロットにも行っているはずだがそれはさて置きこのタイミングで良くやめて帰る事が出来たと自分をほめてやりたい。
キャッシャーへ行って、5セット目の勝ちチップと4セット目の勝ちチップ100万W×2枚をウォンに換える。中の係が「小切手でいいですか?」と言う。良く見る小切手はこのタイミングで出てくるのか…とそれでもいいかと思ったが、ゲームテーブルでは5万W1枚をワザワザ判別機に掛けるような事をやっている国の小切手ではちょっよ心細くなったのと、自分の並んだのは「キャッシャー」なのだから窓口の中の係にしっかり大きな声で{キャッシュで」と伝える。すると係は5万Wの束を持ち出して無造作にその束を止めていた封を切って枚数を数える機会に2回通して沢山の5万Wが出てきた。それをポケットにねじ込んでカジノを後にした。
200万Wは4セット分の勝ではあるが、この現金の感じはソウルへくるようになって初めての「大将」もとい「大勝」である。
カジノを出て、悪い奴に後ろを付けられているような事はないか確認しながらホテルのタクシー乗り場へ。そしてタクシー乗車。
2:20 ホテルの部屋へたどり着く。
ポケットから大量の5万W紙幣をテーブルの上へ広げる。
酔いと疲れで回らない頭で一生懸命計算をする。
5セット目の収益 +1,951,100W。
どこかで計算間違えを起こしているかも…。大量の現金を前に、日本から持ち込んだ現金と合わせてもう少しで10,000,000Wになるかも…。
「明日は税関で申告しなくてはいけないのかな?それとも、申告しなくても大丈夫かな?」なんて思いながら夢の世界へ落ちていったが、それが翌日わずか昼の3時間程で帰休に帰すとはこの時点で『勇者』は知る由もなかった…。