∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴

ご訪問ありがとうございます。

胸膜中皮腫を患い抗ガン剤投与4クール。

現在5クール治療中のやすぼんでございます。

気の向くままに闘病生活を綴ります。

よろしくお付き合いくださいね(`*)

∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴∵∴


あるブログを見て思ったこと。


その方は、悪性胸膜中皮腫の治療で入院中。

抗ガン剤治療を受けたが、造血機能へのダメージが強く出て、第1クールで打切りとなった。

それ以降は副作用のふらつきのリハビリと造血機能の回復に専念することに。

退院までの間、毎週月・木曜日に血液検査。

残り6日となった今週月曜日もそのつもりでいた。


ところがなかった。

そのことを看護師に聞き、退院までは何の検査もないことを知る。

それでこの方、大変失望された。


この時点で、胸部X線検査から1ヶ月経過、CT検査からは約2ヶ月経過。

退院時の診察では、これらの古いデータに基づいて説明されるであろうと認識をされてのことだった。


ここから、僕が思ったこと。


この方、過去記事を辿れば、このクールの前に放射線治療を受けていて、その時のダメージに今回の抗ガン剤のダメージが重なったとの見立てだとか。


X線検査ならば問題ないだろうが、CT検査は放射線の影響に配慮が必要。

しかし医療被曝という制約はあれども、ガン患者には上限はない。

主治医が発ガン性と治療のための必要性とのバランスで適切に判断する。


そうすると、造血機能へのさらなるダメージを少しでも避けたいというのが、患者思いの医師の判断ではないだろうか。

造血機能の回復度合いについては、定期的な血液検査で確認できる訳だし。


{2F409D11-391F-4F70-AB76-94754416BA8F}



真実は分からない。

僕は医師でもない。

ただのガン患者。


だけどこれだけは言っときたい。


患者には患者力が必要。


患者力とは明確な定義がないが、ググってみると列記されたページが見つかったのでコピペしておく。


【コピーここから】

◎あふれる医療情報の中から最適なものを見極める力

◎自分の病気や病状のことを正確に理解する力

◎受けたい医療を受けられるように医療者と交渉する力

◎医療者と適切な信頼関係が構築できる力

◎人任せにせず積極的に医療に参加する力

◎自分が納得のいく医療を受ける力

◎自分の病気と向き合う力

◎自分の気持ちのコントロールができる力

【コピーここまで】

コピー元



特に主治医との良好な関係構築は、その時点で関わっている治療だけでなく、その後も続くガンとの共存にも影響すると思う。


相手も人間である。

生理的に合わないことがあったとしても、仕方がない。

でも相手に求めるばかりでなく、こちらからも歩み寄る努力を怠ってはいけない。


医師は忙しい。

他でも得られる情報を、一から説明するようなことで時間を浪費したくはないのである。

自分の病気のこと、治療法のこと、薬のこと、副作用のこと。

ガンになってから、患者が勉強することは山ほどある。

これらをある程度備えていないと、医師と対等な会話はできない。

主治医との関係構築は、そこから始まると言ってもいい。