前回記事に書いてから、2週間を過ぎた。
その間に飲み薬は飲み終わり、塗り薬とガーゼ交換のみ続けている。
水疱の大半は潰れることなくかさぶたに変化した。
しかし手首の近くの水疱は、隣同士の境界がなくなって巨大化した。
さらにガーゼ交換のときには、出来かかったかさぶたがガーゼにくっついて剥がれるので、その都度傷口が拡がる。
なので、ガーゼ交換をしている意味が段々分からなくなっている
ところで今回、手に包帯を巻くようになって感じたことがある。
それはスーパーのレジで支払いを済ませたときのこと。
そのレジ係の女性は僕の左手に巻かれた包帯に気付いていた。
そして買った物の袋詰めは本来、セルフサービスとなっているところなのに、その女性は袋詰めを買って出てくれた。
それで、自分で出来ないわけでは無かったが、多少の不自由は有るので有り難く甘えさせて貰った
世の中にはこのように、他人を思い遣ることができ、その思い遣りを行動に移せる人がいる。
受け取った思い遣りのバトンを、今度は僕が他の人へ渡す番だと思った。