一昨年、お世話になった作業療法士のMさん。
彼女は高校時代、弓道部だったそうです。
そんなMさん、
部活動をサボろうとしている後輩に
「何も声をかけなかった」
と言ってました。
「自分は自分のことをやるだけ」
そんなふうに、Mさんは高校時代に思っていた…
かどうか、わたしは存じ上げましぇーん。
「憧れの先輩」…というポジション。
そんなものに
何とな~く「憧れ」が昔からあることを、
Mさんはわたしに告白してくれていました。
それは恐らく
2024年を迎えた今年も変わっていないと思います。
病棟を歩くMさんの姿が、
私には、思い浮かびます。
そしてMさんは、
相変わらず「クール」を装って、
リハビリ病棟の外にある
小さな菜園や花壇の手入れを
一人でしているに違いない。
そんな情景を
わたしは思い描くのです。
Mさんの
それらの土いじりの作業は、
すべて「勤務時間外」にされている
ということを
わたしはMさんの後輩から
別の所で聞いて知っていました。
(Mさん…後輩は、ちゃんとMさんの「後ろ姿」を観ていましたよ。)
「クールビューティー大作戦」ダイ・セイ・コー(大成功)!
映画「蜘蛛巣城」1957 黒沢明監督作品 (写真と本文とは一切関係ありません)
「アサガオが咲きました」
「ヒマワリが咲きました」
Mさんは、いつもわたしに報告してくれました。
「○○の花も咲きましたよ。」
聞いた事もない花の名前を
Mさんはわたしにいろいろ教えてくれました。
脳梗塞で倒れて
半身不随だったわたしは、
外を歩くことが出来るまで
回復していました。
喋れない障がいのある私と
クールビューティーなMさんは、
筆談で会話を交わし、
いつも二人で大爆笑していました。
Mさんのキャラ、ダイ・ホー・カイ(大崩壊)!
そんな光景は、
他のスタッフさん達にとって
とても奇異に映っていたようです。
私語をしていた訳ではありません。
毎回、真面目にリハビリをしていました。
それなのに、
なぜかいつも二人で大爆笑。
不思議なものです。
国家資格である作業療法士さんは
心理についても学んでいます。
メンタルの面においても
わたしはMさんに支えていただきました。
わたしは
「冗談を言える様にまたなれたのは、Mさんのおかげです」
と正直に伝えました。
Mさんは
とても驚いていました。
Mさんが考えていたリハビリ計画には
そんなプランは入っていなかったのでしょう。
クールビューティーのMさんとしては
予想外の言葉だったのだと思います。
「わたし、何もしてないよ。」
と言う返事が返って来ただけでした。
そんなMさんが
高校生の時に
弓道部で「的(まと)」を狙って、狙って、狙って~!
もっと、もっと、狙って~!
はい、「無我の境地」になるまで~!
はい、「精神統一」して~!
「うるさいよ!」
な~んてことを
Mさんがやっていたのかどうか、
「弓道」について
全く私は知らないのですけれども、
その頃、
Mさんの叔父さんは、
自衛官として、
2011年・東日本大震災の際、
災害派遣の任務に就いていたそうです。
そして、
その叔父さんは、
任務を終えて
震災地から帰って来た時、
「PTSD」を発症していたと言うのです。
以下のサイトに「PTSD」についての説明が載っています。
以下、引用します。
(ご興味の無い方は、下の「花の写真」の所までスルーして下さい)
米国精神医学会診断統計マニュアル第5版(DSM-5)の基準によれば、
PTSD(心的外傷後ストレス障害Post-Traumatic Stress Disorder)とは、
実際に
または危うく死ぬ、
深刻な怪我を負う、
性的暴力など、
精神的衝撃を受けるトラウマ(心的外傷)体験に晒されたことで生じる、
特徴的なストレス症状群のことをさします。
出来事の例としては、
災害、暴力、深刻な性被害、重度事故、戦闘、虐待
などが挙げられます。
そのような出来事に
他人が巻き込まれるのを目撃することや、
家族や親しい者が巻き込まれたのを知ることも
トラウマ体験となります。
また災害救援者の体験もトラウマと成り得ます。
(以上、引用終り)
自衛隊の車両は、
赤信号で止まらなきゃいけないとか、
高速道路は有料だったとか、
自衛隊員の
軍手やブーツや防寒具や懐中電灯など
ぜーんぶ「自腹」だったなんて…
この度、私は初めて知りました。
そしてこちら👇のニュースもお知りおきください。
(注:体調が思わしくない方はスルーしてください)
以下、ニュースの内容を一部引用します。
(注:同じく余裕のない方は下の花の写真の所まで本文をスルーしてください)
防衛省関係者は
「10年ほど前からメンタルヘルス教育の強化や
各駐屯地へのカウンセラーの配置などを推進している。
その成果が少しずつ現れているのではないか」と指摘した。
ただ、自衛官10万人当たりの自殺者数が29人だったのに対し
国民全体では23人で、
自衛官の自殺率が高い傾向は維持された。
(引用、終わり)
「花の写真」はこちら👇です。
災害時における
心理支援の重要性や
体制づくりの必要性を感じます。
「自分は自分のことをやるだけ」
それでいいと思います。
![]()
「ゆっくり休むこと」
それが「自分のやること」。
そういう人がいてもいいと思います。
![]()
「自分のやることがわからない人」
そういう人も、いていいと思います。
たぶん、ほとんどの人はわかっていないと思います(笑)
無駄に焦る必要なんかないんです。
![]()
そしてもし、お気持ちに余裕がございましたら、
「気」と言うか、
「念」と言うか、
「祈り」みたいな
「ピュアな思い」を
一瞬でもいいので、
空に飛ばしてみてください。
「投げキス」でもいいと思います。
あなたが方向音痴でも大丈夫です。
「ピュアな思い」は
ちゃんと飛んで行って
ちゃんと届いちゃうもんなんです。
![]()
このたびの能登半島地震・被災地の皆様、関係者の皆様、
1日も早く穏やかな日常が戻りますよう、
心からお祈りしております。
(おわり)



声帯摘出がんサバイバー
更に脳梗塞から奇跡の復活
<喋れない心理カウンセラー>
Mutenes Mental Care
ミュートネス・メンタル・ケア
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mutenessmentalcare@gmail.com
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「同意のない子の連れ去り」をする親の心理と
子どもの「片親疎外」からのリカバリー方法を研究中






