家族に不当な扱いを受ける主人公・犬屋敷が、宇宙人の事故に巻き込まれ、戦闘用ロボとして復活するという物語です。最大の特徴は老人に見える成人男性を主人公としている点ですが、

 

 

 

心配した通り、犬屋敷役の小日向文代の演技がしっくりこない感じです。声量が足りないことを除けば演技は悪くないと思いますが、犬屋敷が老人にしか見えないので、声との間にギャップを感じます。もう少し低めで老人ぽい声のほうが良かったかも。

 

 

 

でもそのうち聴き慣れていくと思います^^

 

 

 

それ以外は特に不満はありません。物語は面白いし、オープニングムービーはこれからの犬屋敷の活躍を想像させてワクワクさせます。

 

 

 

第1話で最も心を動かされたのはなんといっても、助けたホームレスから深く感謝された犬屋敷が、涙を流しながら「僕は人間だ。心がある人間だ。生きている感じがする」とつぶやくシーンでしょう。

 

 

 

機械の体になった犬屋敷にとって、自分が人間だと証明するものはもはや心しかありません。その心が彼にホームレスを助けさせ、また機械の体に涙を流させた。

 

 

 

これこそが犬屋敷が人間であることの証明にほかなりませんが、

 

 

 

同時に人間を人間足らしめるものが感謝し、されることであるという原作者の人生観・人間観察が見てとれます。

 

 

 

そう考えると、ホームレスの男性に暴行を加えた若者たちは、果たして他人から感謝されたことがあるのか、なんて考えてしまいますね。

 

 

 

いずれにしても、そこにあるのは機械の体を手に入れた犬屋敷こそが最も人間らしいという、心をなくした人間たちへの痛烈な皮肉です。

 

 

 

となると、犬屋敷とともに事故に巻き込まれた若者が気になりますね。彼も犬屋敷同様に機械の体を手に入れたはずです。彼は一体どういう人間なのだろうか? それは今後の物語で明らかになるに違いありません。

 

 

 

それにしても、若者たちへの制裁が暴行時の画像をアップロードすることで社会的に抹殺するというのは、非常に現代的でしたね~。

面白かったです。今後も楽しみです(`・ω・´)ゞ