　4月に植樹と鉢上げを終えたブルーベリーの生育状況ですが、用土は真砂土にバークたい肥と竹たい肥、もみ殻、硫黄紛を混ぜて３カ月馴染ませたものを使いました。

　やや水持ちが悪くて、もう少し有機質を増やしたいと感じていますが、概ね順調に育っています。

5年生樹は、収穫時期を確認する為に、テスト着実させてみました。

スパルタンの着果テストです。

なかなかの大きさに手応えを感じています。

ハイブッシュ系はおおむね良好です。

意外に調子が悪いのが、ラビットアイ系で、

黄色くなったアラパファと、赤く変色したウッダートは、コガネ虫幼虫を疑いましたが、幼虫は見つからず、アラパファの根鉢は異常ありません。

ウッダートの根鉢は、コガネ虫幼虫に食害された時のように湿って、根鉢がスカスカになっていました。

バーノンとセイボリーを２本ずつ枯らしてしまいました。

この４本は、鉢上げ１カ月後、芽吹き時に軽トラで輸送した時に問題があったと考えています。

ハイブッシュ系では、パトリオット、ハノーバー、ガップトンがそれぞれ１本だけ、葉が赤くなってしまいました。同じ用土で、同じ時期に鉢上げしましたが、個体差があるようです。

葉色が褐色の株には、それぞれ、竹チップのたい肥と硫黄紛をつぎ足して２週間ほど様子を見たところ、少しずつ緑色に戻ってきました。

ウッダートは残念ですが枯れてしまいそうです。

サザンハイブッシュ系のデキシーブルーは、樹勢が強いのですが、昨年の育苗時には、葉が黒褐色になり、新芽が少なく、あまり茂りませんでした。

今年、真砂土ベースの用土に変えてから、芽吹きも葉色もサザンハイブッシュらしい

緑色に育っています。

主観的な感想ですが、ピートモスが万能ではない品種もありそうです。

ブルーベリの生育状況