聖書も良いですが、お釈迦さまの教えも心に刺さりまくりました。中でも「実にこの世では恨みによって恨みが鎮まるということはけっしてない。恨みは恨みを捨て去ることで鎮まる。これは永遠の真理である」を読んだ時には衝撃を受けました。そうなのですね。負の連鎖は、誰かがどこかで断ち切らない限り、永遠に鎮まることはないのですね。「怒らないことによって怒りに打ち勝て」ともありました。人間、弱いもので、あの人がこう言った、この人にこんなことをされたなどと、人の言動に振り回されてしまいがちです。しかし、各人が常に己に向き合い己を鍛錬し、己との戦いに打ち勝つことによって初めて、世の中が平静に保てるのだろうなあと思いました。