皆様ご存知の7月30日
ですが
実はその前から
潮位が高く感じてた上
台風の影響で
越波で道路が潮まみれになってました
29日には熊野灘で
高波にさらわれた高校生が亡くなるなど
不幸な事も起こってました
そして30日
町内から西へ向かう仕事を
6時から12時までの予定です
8時過ぎには着発点の役場に戻り
20名ほどが病院や仕事、学校へと
町内に出て来ました
次の下り線運行の際に
アラートが鳴り響きましたが
自分のスマホを見る事も出来ず
たまたま乗ってた
超絶無口な利用者さんに
「何事?」
と、聞くと
「津波…」
と、だけ答える無口さん
「どこから?」
「………」
ちなみにその時は
海岸線を絶賛爆走中
海を見ても
潮、引いてる時間やな…
そう思い、仕事を続ける事にしたら
無線で
津波到達予想時間を知らされ
そのまま通常運行と伝えられました
地震もないのに
津波ってなんじゃいな?
後で判るじゃろ?
そう思って仕事していたら
またアラートが鳴り響く
今度は警報なので
今の仕事を終えたら(←10時過ぎ)
そのまま高い場所にて待機
ってか避難
なので
駅で降車した人には
スーパーの2階へ行けと言い
高台にある病院役場で降車した人には
ソコから出るなと言い
最低でも次のバスは来ないと伝え
なーんもない高台の空き地に
下にある全てのバスを上げ
到達予想時間ギリギリで避難しました
他にある高台の駐車場は車で溢れてます
が…
バスを上げた場所は
自販機もなけりゃ日陰もない
トイレは少し歩けば
こども園がある
幼児用のトイレにゃ
オレのケツは入らんな…
空腹のまま
ただひたすら待ちながら
結局最終まで全て
運行停止
17時から
持って上がった車両を元に戻し
他の運転手は帰したけどな
そして
19時帰宅となりました
今回は運が良かった
①
まず、昼間で明るかった事
夜ならこんなに動けません
②
地震じゃなかった事
地震でもこんなに動けません
③
時間がタップリあった事
逆にこんな場合が想定外でした
④
引潮だった事
皆様岩手の港の映像を見たとは思いますが

これぐらいの潮位で
100cm上がっても耐えれますが
被害は大きいです
もちろん予報通りの
3mなんてきた日にゃあアンタ
エラい事です
そして
大きな問題点
①
高台に上がってたのは車ばかり
人が避難したというより
車を安全な場所に…って感じでした
②
避難した場所には
食料はもちろん、自販機すらない
そりゃ熱中症にもなるってモンです
そしてなにより
③
行った方が良いって言ったスーパー
早々と閉店してしまい
行き場を失ったジジババ
そもそも注意報出てるのに出てきて
帰る事も出来ず
クソ暑いのに駅周辺で徘徊してた模様
この人たちを役場(←チョー安全)
とかに
臨時で走らす事とか出来んモンなのか
んじゃ行ってる時に
3m来たら誰が責任取るんだ?
ってジレンマもありますが
怖いから避難する方と
どーせ来ない
来たら来た時だって考えの人
その温度差が大きいと感じました