「やめろ」なJKM | ゼファオス~アラカンライダー~

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先週末だったか

真っ昼間のバスに乗って帰る

JKのミキちゃんです


真っ昼間なので

ソコソコ混んでる車内


しかもこの時は

車内アナウンスや

降車ボタンも付いていないバス


ノドも痛いし

大きな声は出したくない時期だったので


乗って来る利用者さんそれぞれに

降車予定地を聞いておきます


3ヶ所で13人ほど乗ってた後に

乗車してきた彼女


「なんやこんな時間に帰るん?」

「うん、家帰る」

と、周りを見渡し

座席を探す彼女


「ここ来るか?」

と、いわゆる助手席を指すと

後ろの方から

ココ空いてるよ


と声がしたものの

「前座る」

と、助手席に来ます


来ますが、マイクロバスの構造上

エンジン上部を跨ぐように

前に移動します


「そんなにスカート短くしよってからに…ケツ見えるゾ」

「見るなや💢変態!」

「いや、オレは…」

その時

そのすぐ後ろに座ってたおじいちゃん


「ふぉーほっほっ、ソコは景色良いじゃろ?」

いやジイさん、オレが見えると言って怒られたのを見てた話のソレ、良い景色とやらをアンタ今見たね??

と、思いながら発車します


そして、バスやトラックの運転手は

一般ドライバーが思ってる以上に

バックミラーをよく見ます


左側のミラーを見る度に



助手席に座る彼女が

慌てて変顔したり

変なポーズをとったり…


「やめんか!」

と言った所で、後ろの利用者さんには分かるワケもなく

「やめろっちゅーねん!」

と、大きな声で独り言を言う老犬は


後ろの利用者さんからは

さぞや変な運転手に見えた事でしょう


さらに折角聞いた降車予定地


ほぼ全部忘れてしまいました