レギュラーのバス故障に伴い
10人乗りのハイエースを使用してました
2席のシートが2つ
最後尾に4席並び
運転席と助手席
計算が正しければ
これで10人です
なので
10人目の利用者さんがいれば
運転手が降りなければなりません
もちろんウソです
この日は
定員いっぱいの9人乗車でした
さらに
10人目の利用者さんが
バス停に立ってます
なんとカワイイ女子高生です
「乗れんな、応援呼ぶか…」
そう呟いた時
「私、ココで降りるよ」
と言った方がいて
座席が1つ空きました
ルームミラーで確認したら
4人掛けの最後尾
ワイドボディとはいえ
4人座ると
けっこうキツいです
若い女性には
少しイヤな場面でしょう
「ゴメンよ、狭いけど一番後ろに座って」
と、促し
隣になる常連のオッチャンに
「○っさん!手ぇ出したらアカンで!」
と、言うと
大きな声で
「あ…了解!」
その返事…
アンタ触る気やったんかい!
○っさんの協力を経て
女子高生に安心してもらったトコで
次のバス停へ
やはり1人
今度はちっちゃいバァさんです
もうムリなので
応援のタクシーを呼びます
このタクシー料金
今回のようなケースでは
町が払います
なので
利用者さんは
100円200円で乗っていける
ちょっと贅沢なシステム
ところがたまたま
すぐ行けるタクシーがない
すると
助手席に座っていたオッチャンが
「ワシャ急がんから代わろか?」
そう進言し
ちっちゃいバァさんが助手席に
しかし
ハイエースの助手席は
お年寄りにはちとキツい
運転席から手を延ばし
荷物を取って
手も取って
やっとの思いで
座っていただいたら
「コレはどうしたらいいん?」
そう
シートベルトが着けれない
「あー、よっしゃ、ボク着けるから」
「スマンよーウトくてよー」
「ん、大丈夫やで」
「でもチチとケツの近く当たるから
セクハラ言いなや」
(←チチとケツでアウトか?)
「まぁよ、こんなバァさんつかまえて」
「バァさんでも女性やからな」
「そんなん言うてくれるのアンタだけや」
「なんぼでも言うたんで?」
「老犬君、セクハラはアカンで」
「○っさん、うるさいで」
と、ワイワイ騒いだ車内でした
あ
笑った話じゃなく
笑われた話になってますね