学校に行くために
朝一番のバスに乗ってくると
料金を入れてくれます
「ありがとう…」
「え?」
「ん?」
「え?」
「え?」
「ミキにもありがとうって言えるんや」
「いつも言うてるやろ」
「ゆーてないな!」
「やればできるんやん」
すぐに次の利用者さん乗車です
「おはよー、ゆっくり乗りやぁ」
「すまんよー…」
「ほらぁ!💢」
「なんやねん」
「ミキにもそれぐらいニッコリできんかな!まぁ…ありがとう言えたんは良かったで」
「誰様やねん…」
「めっちゃ上からやったかな?で、見て見て、ミキ化粧薄くしてん」
「今時やなぁ…って、そんなに変わったか?」
「老犬さんが口紅薄めが良いってから、そうしたんやんか!」
「いや、オレじゃなくお母さんとか彼氏に聞けよ…好みは違うんやから」
「彼氏なぁ…なぁ、高校生ってまだ早い?」
「は?なにが?」
「いや、そーゆーの」
「はぁ~ん…どやろな…」
「15でねぇやはヨメに行きって歌あるぐらいやし、今時珍しくもないやろ…そんなんなったんか?」
「なんか、そんな雰囲気なって…イヤやからって断ってんけど」
「イヤやったんなら、まだ早いんちゃうか?それと男はもうソレで頭いっぱいやから、知識は自分でつけときや」
「うん…」
「そのウチ自然に…かな」
と、どうやら今回はマジで気になったような感じでしたけど
答えにくいっちゅーねん