カッパの詩 | ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファオス~アラカンライダー~

ゼファーな日々とバリオスな日々とたまに仕事の日々




暑い…

人も虫も
植物もアスファルトさえも

冷えた水を欲しがってしまう
悪魔の炎がごとくの暑さ

そんな地上に
神々が与えてくれた雨

雨に打たれて舞い上がる
砂埃の匂い

焼けたアスファルトから
舞い上がる蒸気は
風に流され

地表を波のように流れる

やがてその波は
蒸気から水飛沫へと変わり

私の頬をかすめて去ってゆく



さて…
カッパを忘れてきた私は

どうやって帰ろうか…



最初のカッパ黄桜
なんの関係もございません

さらに
実際帰る時間に雨は上がりました