こちらは、広島市南区の善通寺(浄土真宗本願寺派)のお知らせ「はぐくみ」のブログ版です。

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今日は、善通寺のこととは関係ない内容です。

↓の記事が目に止まりました。






「政治家のようなお子さんていうのは障害がある子が生まれてきたら大変でしょう?」




と某政治家夫婦が言われたいうのをテレビで観たとあり、思い出しました。




私も言われたことがあるんです。




「お寺さんは、障害児がいると檀家さんの信用を失いますよ」って。




返す言葉を失いました。
まずは、心の中で否定しました。
怒りが湧きました。




現実を受け止めるまでには、時間がかかります。
しかし、すぐに、現実は厳しいものだと知ることになります。




あるお寺さんの話ですが、
お子さんに障害があると分かって、保育園の加配を付けてもらうよう手続きをしようとした時のこと




「お寺さんは、税金も払ってないのに、加配を付けたいだなんて、よく言えたもんですね。」




と言われたそうです。




税金を払ってますよ、と言っても嘘つき呼ばわりされたそうで。




また、


「税金払ってないのに、障害者の支援とか受けるつもりはないですよね?」




と心ないことを言われたり、


「子どもに障害があったら、お寺さんなら、儲かりそう」




と子どもの障害がビジネスになるということまで言われた人もいらっしゃったそうです。




それに、子どもに障害があるとカミングアウトした時に、

「うちもお金がないので、助けられませんよ」

と言われてびっくりしたとか。




助けてくれということではなく、子どもを療育に通わせるからお寺にいないことをご了承くださいという意味で言ったそうですが、子どもに障害があるように見えないとか、そんな理由で寺を空けるなとか散々言われたそうで。




見た目では分からない障害もありますが、見た目が普通だと理解されにくいのかもしれません。




家族に障害があるということを、なかなか言えないお寺さんは少なくないと感じています。




障害がある家族のお世話だけで大変なのに、障害をカミングアウトして、ビジネスだとか税金泥棒だとかの批判にも対応していくのは大変だからです。




障害があるとは言わないというか、言えないけど、察しておられる周りの人も多いです。
お寺さんの事情があるから言えないんだろうと。




障害があると言うことのメリットよりも、言うことのデメリットが大きすぎて言えないんです。




何度も書いてるので繰り返しになりますが、非営利活動には税金がかかりませんが、営利活動をすると、お寺も税金を払います。

 


それに、お坊さんは、税金や社会保険料を払っています。




一般市民ですし、行政サービスを受ける権利があります。




誰にも言えない苦しみ、一緒にお話ししましょうルンルン
美味しいスイーツをご用意してお待ちしております。




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