3/24（日）に夢わかばコンサートがあり､全レク一座も出演しました。

このコンサートに私たち全レク一座は、東日本大震災から13年がたった今､この日のことを忘れることなく､でも同時に今起きている戦争のこと､能登半島地震で改めて明らかになった原発の危険性を見つめたい、そんな思いを歌を通じてみなさんと交流したいと思い､出演しました。

今年のゲストは、『いわき雑魚塾』のみなさんです。福島県いわき市で､原発のこと、被災したことを自分たちで作詞作曲して歌い続けているグループです。震災当時の状況や現在進行形で進んでいることなどを語り､歌ってくれました。地震が全国各地で多発している今､現在の避難計画が机上の空論であることが明らかになり、ひとたび原発事故が起こった時にいったいどうすればいいのかと不安と恐怖が募るこの頃です。そんな思いを､『いわき雑魚塾』の歌を聴いて改めて持ちました。

出演のトップバッターは『東久留米うたう会』のみなさん。地元東久留米で歌う会を43回も続けているグループです。「たんぽぽ」とオリジナルの「水と緑とあなたの笑顔」を絵巻物も登場して歌ってくれました。水彩の､綺麗な絵巻物でした。そして､一座の歌唱指導などをしてくれているシンガーソングライターの大須賀ひできさんが

素敵な歌声で「黒目川のほとり」と「リメンバー」を歌ってくれました。

全レク一座は､4曲歌いました。宮澤賢治が妹としのために作詞作曲した「星めぐりの歌」､ミュージカル『葉っぱのフレディ』から「いのちの旅」

この二曲は､一座の大須賀さんのレッスンで歌ってきた歌です。そのほか､「うたえ君のうた」を、全レク一座のメンバーで、宮城県石巻から駆けつけてきてくれた佐々木洋子さんと一緒に歌いました。また､全レク一座の最新のオリジナル曲の「瓦礫の街」をこのステージで初披露しました。この歌は､ロシアによるウクライナ侵略やイスラエルによるガザ地区への侵攻､大軍拡の道を突き進もうとする日本、という状況の中で､戦争をやめよう、平和憲法を守ろうと､訴えることが大切なのでは､と思い､創作した歌です。

フィナーレでは、いわき雑魚塾のみなさん、大須賀ひできさん､東久留米うたう会のみなさん､二本松さん､宮島さん、全レク一座､全員がステージに立って､会場のみなさんと「夢わかば」と「手と手と手と」を歌い､今年の夢わかばコンサートは終了となりました。

来年の夢わかばコンサートは、2025年3月9日（日）です。みなさん､お楽しみに！

【東久留米うたう会】

【全レク一座】

【全レク一座】

【フィナーレ】

【フィナーレ】出演者全員勢揃い！

夢わかばコンサートに出演しました