2017年3月11日、東日本大震災から丁度6年が経ちました。
東日本大震災は、私も初めての体験ばかりでした。
当時、青森空港からバスで岩手県の
陸前高田市の「1本松」まで足を運び、
現地を実際に見に行きましたが
そこはまるで、工場が取り壊されたあとの更地の様な
何もかもが空っぽになってしまった空間を今でも鮮明に覚えています。
あれから6年が経つ今、
3月10日現在の確認できている亡くなられた方は約1万6千人。
そして驚くことに、未だに行方不明者が2553人もおり、
現在でも捜索が続いているそうです。
また、調べて知った事ですが
避難生活による体調の悪化などで震災発生から
去年の9月末までに
少なくとも3523人余の方が命を落としているという現実です。
2月13日時点での
全国で避難生活を余儀なくされている方は12万人余、
このうち、みなし仮設等で暮らしている方は10万人余。
これだけの人数が、各地で共同生活をしているという現状で
避難者はまだまだ沢山の問題を抱えています。
最近では余り取り上げられない被災地の現状ですが、
今日をきっかけにまた、振り返る事ばかりの1日でした。
皆様の安心できる居住空間を提供している弊社ですが、
災害にもしっかりと対応した、
沢山の安らぎを提供できる街並みを目指し
これからも日々頑張っていきます。