おはようございます。
めっきり寒くなってきましたね。
昨年の11月から「五十肩」に悩まされたんですよね。
半年間クラブを握らずに治療に専念したおかげで、変な癖もつかずに何とか乗り切れました。
「競技ゴルフ」と「経営」について。
今週は、「ティグランドの向き」です。
先週に書きました「記録を次に活かす」
http://ameblo.jp/zenno/entry-11938290247.html
では、スコアカードなどの書き込む工夫で自分の弱い点などを分析して練習に活かすことの重要性について書いてみました。
今週は、「ティグランドの向き」
皆さん、1打目を打つ場所である「ティグランド」の向きについて、気を付けたことはありますか?。
また、「ティマーカー」の結ぶ線の向きについて、気を付けたことはありますか?
ゴルフ場の「ティグランド」って、常にフェアウェイを向いているって思っていますか?
「ティマーカー」の結ぶ線が、常にフェアウェイを向いているって思っていますか?
実は、何ホールかは、OBゾーンを向いています。
「何度回っても、右に行くんだよね」
「このホールで、なんで詰まるんだろ?」
そういうホールは、必ず「仕掛け」があります。
実は、OBゾーンやバンカーや池を向いていたりしています。
練習場で、打ち出す向きをどのように練習していますか?
右打ちの方は、練習マットの向きに、直角に合わせていませんか?
そうすると、ティグランドの向きにも直角に合わせてしまうものです。
また、背後のティマーカーが、左側に寄っているって感じたことはありませんか?
そんな時は、必ず右のOBゾーンに向かってアドレスすることになってしまいます。
逆に、右側に寄っていると結んだ線よりも、フェアウェイ側に出てしまうことになり
いわゆる「出べそ」という状態で2打罰になります。
競技会でも「出べそ」の方を見かけます。
「1ヤード」を欲して「2打罰」を受ける。
私はどうしているか?
まず、ティグランド及びティマーカーの結んだ線の方向を気にしません。
打ち上げ・打ち下し関係なく、前方の木々や空に合わせます。
だから、練習場でも後ろにいったん下がって
目標方向を確認してからアドレスに入る練習をしています。
ちゃんと打てるかどうかは関係ありません。
ゴルフは、ミスを減らしていくスポーツです。
ティグランドで、ミスを誘う「仕掛け」に
みすみす乗ってしまうのはもったいなくありませんか?
経営においても、
どの方向に打ち出していきたいかを、
明確にする前に進みだすのは、もったいなくありませんか?
「判断のスピードを上げる」ことが重要と言われていますが、
それは私も否定しません。
しかし、その前に
●向かうべき「経営理念」
●人としての「利他の心」
●お客様の「役に立つか」
などに照らし合わせてから進み出すことの方が大事ではないでしょうか。
当たり前のことですが、
ゴルフでも経営でも、「一事が万事」。
「ミスを誘う仕掛けに左右されない」
非常に大事な言葉として胸に刻まれています。
今週も