こんばんは、zennoです。
番外編。
先日、千秋楽を観て来ました。
仏師の後継者(四代目市川猿之助)である主人公が、
仏を彫ることの本当の意味を知っていく物語です。
スーパー歌舞伎と言われるように
歌舞伎でありながら、歌舞伎でない。
非常に楽しく観ることができました。
歌舞伎を初めて観る方には、楽しめる作品かもしれませんね。
私としては、どうしても後継者目線で見てしまう。
後継者が、親の仕事を継ぐにあたって
●斜に構えている。
●親の仕事を小馬鹿にする。
●自分勝手。
●周りに感謝しない。
●素直さがない。
などなど。
「こんな風に思うこともあるかも」と主人公の行動を見て妙に感心しました。
実際には、ここまでひどい後継者はいないかな?と思うけど、
後継者が、親の仕事の本当の意味を知って変わっていく様としては良かったと思う。
他にも見所はたくさんあったけど、
ブログなどで解説している人はたくさんいるけど、
あらすじや解説は他の人に任せます。
ただ、
仏像は「空(クウ)」なるもの。
拝む人それぞれによって変わるもの。
だけは伝わりました。
内容は非常に観念的で奥深いものでした。
観る人によって様々な感じ方があるのでしょうね。
スーパー歌舞伎Ⅲ(サード)があれば、是非観に行きたいですね。
今度は、誰が出演するのかな?
楽しみです。