おはようございます。
今日も1日頑張って過ごしていきたいzennoです。
さて、昨日の続き。
②「肌着等クリーニング込リース」について
②「肌着等クリーニング込リース」・・・
入院(所)者様が自分の私物を持ち込まず、病院施設側で準備をする代わりに代金をいただくという方法。
ここでの特徴は、
★1枚○○円ではなく1日○○円という設定
★セット内容がいくつもあり、その中から選択できる。
★日用品雑貨(歯ブラシ・ティッシュペーパー・スリッパなど)をサービスでつける場合もある。
上記で、私が「?」と思うのは、
㋐入院(所)者様がすべて同じ衣服を着用することになり、
クリーニングも強制的になり、必要な日用品雑貨なども提供されるので、
ご家族の方のお見舞いが減少する。
7年ほど前からこのサービスがあったことは知っていました。
兵庫県ではこのサービスが先行しておりましたので、大阪府内の御取引先様の事務長・看護部長様などに伺いましたが、「家族さんが来られる回数が少なくなることは、提供サービスの本意ではない」という言葉が印象に残っています。
サービスを提供する側は、個人のタンスから肌着類などの準備をしなくてもよくなるので非常に便利なシステムです。
また、病院施設側との契約ではなく、業者と入院(所)者様との直接契約になるので請求の手間もかかりません。
また、業者側も洗濯物を個人管理しなくてもよいので手間が省けます。
こういった背景から、この事業が育ってきたのではないかと感じます。
この事業は、様々なサービス形態(貸与内容や集配回数などなど)を作っていけることから
価格設定も固まっていないのが魅力です。
日用品雑貨までも提供し、「入院(所)者様は裸で来ていただければ結構です」という行き届いた(?)サービスが過度ではないのかなと素朴に感じます。
しかしながら、核家族が増えていく将来において家族が見舞いに来れなくなったり、自分たちで老後の面倒を見ていかなくてはいけない状況で、どんなサービスがあったらいいのかの視点で考えていくと、この事業の必要性も感じます。
介護事業者が、介護士の確保が難しい昨今の中で、
●他施設との差別化
●介護職員の介護負担の軽減
●介護事業者の請求業務の負担軽減
などなど、メリットの多い事業としても考えられます。
弊社では、このサービスの両用を導入されるのが一番ではないかと考えています。
「肌着等クリーニング込リース」の必要性のある方は、このサービスを選択していただく。
「私物洗濯(個人別ネット管理)」を選択し、自分の着たいものを着て老後を過ごす。
思い入れのある衣服は、ドライクリーニングの1点ものとしてお預かりする。
そのようなサービスが提供できる会社にしていきます。
3日間お付き合いくださいましてありがとうございました。
長い文章になってしまいましたね。
明日以降は、グダグダのブログに戻るかもしれませんが一笑してください。