地域戦略 | 岸和田(大阪)で働く社長のブログ

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株式会社エスオーシー(メディカルリネン&フードリネンのクリーニング&リース)の2代目(善野謙一)のブログです。

仕事を追っかけてる?

仕事に追いかけられてる?



毎日の業務の中で、緊急かつ重要度の高い仕事ばかりか?

⇒そんなことばかりしていたら、時間がどれだけあっても足りない。


緊急かつ重要度の高くない仕事もあるのでは?

⇒そんなのは、部下にまわさないと部下の成長も鈍くなる。


緊急でなく重要度の高い仕事を考えることが出来るのは経営者でしかない。

⇒会社の将来像・要員計画・財務など


毎日、このことを注意しながら仕事してるんだけどなぁ。。。

どうしても時間が足りない。




本日、新規見込客の担当者様から「営業マンいないんですか?」と言われました。

社長じきじきに営業担当者ということが不思議らしい。

でも、新しい分野と地域に出ていくのですから、トップが取る経験をしないと部下に指導できない。

これは、重要です。



弊社会長の最初のお得意様が「京都の宇治」にある病院でした。

現在のように高速道路が多く開通していない時期でしたので、

下道を通っての集配業務でした。

学校が終わって、集配車の助手席に乗って一緒に集配に行った記憶があります。

えらく遠かった記憶しかありません。

夕方4時半に出て夜10時ごろに帰ってくる集配でした。

現在もお取引が続いています。有難うございます。



会長に聞いたことがあります。


「どうして宇治だったの?もっと近くのお客様にしておけばよかったのに。」

「いや、一番最初に宇治にしておけば、それより近いお取引先は近いと感じるから。」



この考え方は、経営者にしか出来ません。

最初にエリアを決める。

非常に大事なことです。



クリーニングという工場が存在する事業は、なかなか全国展開が難しい。

特に職人さんの確保と質の安定が指導しにくいからです。

そういう制約条件の中で、エリア決め(地域戦略)をすることは、企業の未来の大きさにも直結してきます。

だから、どこまで行くのかを決めることは経営者しか出来ないのです。



新しい分野と地域には、トップが率先して出て行く。

今回の新規見込み客の担当者様に言われて、改めて会長のすごさを実感しています。