皆さんこんにちわ。
開催にあたり会場に集まっていただいた皆様ありがとうございました。
特に遠方から集まっていただいた皆様、本当にありがとうございました。
また欠席された皆様の中には個々の判断に気を遣わせる結果になりましたことお詫びいたします。
第5回全日本カヤックフィッシングトーナメントを終えて心身ともに疲れ果てました。
色んなご意見があるとは思いますが、全て実行委員長であります私山岡が最終的に判断し
実行いたしました。ただ私の天気予測を過信して競技を行うことはせずに、競技は中止しました。
海上保安庁のHPには「初心者にとって、風速5m/sを超える風は限界とされています。」とありますが、
我々は、それより低い数値のカヤックフィッシングのアングラーの定説の風速4mを守る事と伝え広める事を念頭に
大会開催基準の風速を風速4mとしています。
明確な数字
天気予報や風に特化したWindyも参考にた、個人の「天気予報による判断や予測」「個人の釣行での出艇基準」
ではなく、予め決めた大会の開催or中止を決める公式天気予報の「釣り天気jp」の橋杭海水浴場に記載される数字、
これは全国から誰が見ても同じ数字ですし、会場であります橋杭海水浴場ズバリピンポイントの予報基準とし判断しました。
天気予報が当たる当たらないではありません。開催or中止を決めるオープンな基準です。
開催と競技中止
そこに至るまでの経緯を説明します。
24日土曜日早朝から会場に入りし、6時半ごろ大会公式X(旧Twitter)で大会会場から見た海の景色を動画で発信。
24日土曜日の14時45分発表の「釣り天気jp」の会場の橋杭海水浴場の予報風速は10時からは4メートル以下となりましたので、自己判断ではなく、開催の数字を指していますので、開催にむけて時間変更のプログラムの作成や巡視艇(救助艇)
の準備をしました。
24日土曜日17時に大会公式X(旧Twitter)にて時間を調整して開催することを発表
日曜日の早朝2時56分発表の「釣り天気jp」の会場の橋杭海水浴場の予報風速が、大会開催基準の風速を超えました。
(カヤックフィッシングの基準風速は4メートルを超えると危険とされているので当大会もそれに従っています。)
日曜日5時半ごろから駐車場を周り既に到着しておられる選手の皆さん全員に状況を説明させていただきました。
日曜日7時から選手の皆さんに集合して頂き、参加賞の配布と記念Tシャツの配布、そしてミーティングと協賛者様の紹介と、用意していたじゃんけん大会用の賞品でじゃんけん大会をし、会場に来られていた選手の皆様には楽しんで頂けたと思います。
ただ欠席者が多かったことを真摯に受けとめ、反省と今後の参考にしたいと思います。
大会の開催or中止を決める公式天気予報の「釣り天気jp」と決めたのは、緊急事態宣言で幻となった第1回からです。
その他の天気予報や風に特化したWindyは参考にしますが公式にしないのにも、しっかりした理由がありますが、
「釣り天気jp」には橋杭海水浴場のピンポイントの予報が有る事と海上保安庁のサイトでも紹介されていた事、
全国から誰が見ても同じ数字であることです。天気予報からの予測には個人の天気知識等で誤差があります。
例えばAさんがこう言っているから風が落ちるから開催では無謀です。
また逆にbさんがこう言っているから中止でも理不尽すぎます。
私山岡も普段の釣りでは、複数の天気予報とWindyを見て沖の出るか出ないかを決めています。
もちろんその複数の天気予報の中に「釣り天気jp」も使いズレや誤差を読むようにしていますので、
18日の本開催日の中止発表は、土曜日の発表時間を待たずに、早くも16日金曜日の9時ごろに発表したことは、
回復どころか悪化すると予測できたからです。
今回の24日も、天候・海況の回復を予測しましたし、現実の試合会場は、大会公式X(旧Twitter)で動画でも
ご覧いただける状況まで回復していますが、「釣り天気jp」では風速4m以上です。
4.5mであれ7.5mであれ30mであれ4mを超えていれば試合を行うことはできないのが我々の大会の基準。
個人での釣行の出艇なら風速4.5mから落ちる予報と、実際の海域が明らかに風速が落ちていく予測、安全と判断できれは、
自己責任との名目で出艇することも有るでしょう。
しかし大会となるとそうする事はできません。「予測」ではなく明確な「数字」しかも何処で誰が見ても同じで有る事。
気象の知識の有る無しに関わらず、土地勘にも左右されない一目瞭然でわかる数字で「決断」しました。
決断
実際に会場に居た選手の皆様の中にも私と同じように「天候・海況さらに回復」を予想していた方もおられましたし、
実際にみるみる目に見えて天候・海況は、回復していきましたが、
全国どこから誰が見ても同じ数字で表される「釣り天気jp」が4m以上を発表している以上は競技はできません。
予測や雰囲や個人の勘ではなく、発表されている数字に従い競技は行わず、8時50分には集合写真を撮影し
9時過ぎに閉会し解散させて頂きました。
様々な御意見が有るとは思います。全日本カヤックフィッシングトーナメントへの評価も変わると思います。
私、実行委員長の山岡への評価も変わる事でしょう。しかし判断と決断は、私が行いましたので実行委員や
ボランティアの皆様、協賛各社様には責任はございません。
今大会は記念大会でしたので釣り振興と地域振興を企画しましたが、
様々な記念大会の企画が流れてしまいました。その中でも、串本在住の方々が所属している、フラダンスチーム、
紀伊半島で活躍中のフラハプナさんのフラダンス公演や、串本町の皆さんの朝市とのコラボも御流れしてしまいました。
野外のスポーツ特に、天候・海況に左右されるカヤックフィッシングの競技の大会の運営は、非常に難しいと経験しました。
しかし第5回全日本カヤックフィッシングトーナメント開催にあたり事故が起きず、ケガ人も出さずに行えた事を感謝しています。
エントリーして頂いた選手の皆さんありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。
地域の皆さんフラハプナさんラパンさん飛魚さん橋杭漁協さん朝市の皆さんありがとうございました。
最後になりましたが串本観光協会の皆さんや宇井先輩、
毎年必ずお世話になっている巡視艇(モーターボート・プレジャーボート・エンジン付き和船等での見回りや警戒や救助)
今年は海送なども含め、緊急手配等大変苦労して頂きました。ありがとうございました。
釣りの未来、カヤックフィッシングの未来に何ができるかを考え
選手の皆さんと伴にカヤックフィッシングの競技の大会が続けられるように頑張ります。
全日本カヤックフィッシングトーナメント実行委員長
山岡 一信
海上保安庁のHP
全日本カヤックフィッシングトーナメントの公式X
全日本カヤックフィッシングトーナメント【公式】(@zennihonkft)さん / X
大会連絡先 090-3260-3927