オチに期待せず観ましょう <ライフ・オブ・デビット・ゲイル>
映画の雰囲気が良い。
音楽、色合い、テンポ、こういった映画好きだなあ。
内容はとりたてて言うこともないくらい普通。
オチはどんでん返しのような形式に一応なっているが、普通の人なら
観ててわかっちゃうと思う。
それくらいあの結末は自然な流れということだろう。
それにしてもゲイルは頭が良いという感じが微塵もしなかった。
頭がよかったらもっと違う展開に持っていけそうだけどなあ。
いや、逆に頭が良くて挫折せずに来てしまったから、余計アホな事を
考えて実行してしまったのか。
でも、こういう手段選ばずって感じの訴え方は絶対にいけない。
裁判官や陪審員の後味の悪さ、罪の意識とか考えたら、普通は
出来ないと思うけどね。
70点
- ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
- ¥2,000
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ゴールデン洋画劇場にぴったりの映画 <16ブロック>
ごく普通のハリウッド的バディムービーで、目新しさも意外性も全くない。
その上こういった作品で重要な、テンポの良い会話、くすりと笑えるシーン、
ド派手で目を見張るVFX、などもない。
内容と展開が普通である以上、キャラクターの魅力でひっぱりたいところだが
主役の2人および敵役の人物像が薄っぺらく現実味がない。
そして、ないないない尽くしの癖に、ご都合主義はたっぷりある。
何せ一番重要な、ブルース・ウィリス演じる刑事が落ちぶれてしまった理由と
それを克服していくきっかけに無理がありすぎる。
人間は変われると思うけど、それは本当によっぽどのことが無い限り無理だよ。
まあストーリーが単純で何も考えずに観れるし、予定調和のハッピーエンドだし、
こういう映画も必要なのかなあ。
20点
- 16ブロック
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キューブリック作品って・・・ <シャイニング>
とにかくこの映画は役者の「顔」が凄い。
まずはジャック・ニコルソン。
ただでさえ怖いあの顔が、正気を失って人間的感情ゼロの狂気顔に。
夜道で実際に会ったら間違いなく叫ぶよ、あれは。
それから眠そうで大きな目が印象的なシェリー・デュバル。
彼女の顔も怖い。
この人は最初から最後まで一応まともなのだが、終盤の叫ぶシーンの
「顔」の怖さは、ジャック・ニコルソンを凌いでると思う。
内容的には今見るとたいした事なくて、特にキングが言っているように
ジャック・ニコルソンの狂気へ変貌していく過程部分が十分に
描ききれていない印象。
キューブリック作品ってファンが多いけど、個人的にはそんなに
思い入れもないし「凄い!」とも思わない。
音響や幻影などで恐怖を煽る演出は特徴的で嫌いではないけどね。
35点
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