医療は人の命と隣り合わせ。業務上過失致死を拡大解釈されたら外科医は皆犯罪者になってしまう。

また、医療は時にはHなシチュエーションもありうる。それらを強制わいせつ罪を拡大解釈されてしまっては、外科医はみな性犯罪者になってしまう。



アンビリーバボーな記事をみつけたので紹介

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090507/crm0905071154003-n1.htm






詳細は不明であるが、この不明な段階での実名報道はいかがなのものか。


だいたい、内視鏡のファイバーで膣の中のぞいて何が楽しい?? 普通に考えたら、よくある誤挿入じゃないのか。5年前のものを今更告訴するのも普通じゃないし。こんなんで変態医師扱いされて 強制わいせつ罪になったら たまんないぜ。


だいたい、マスコミの記事はいつも素人文章。「女性の性器に内視鏡を入れるなど」の「など」ってなんぞや。他に何かしたの? っていうか、他に何かしたかどうかが大事なんだよ。あと。「看護師が目を離した際」って何? たしかに看護師のなかには女性を診察中に勝手にどこかに行ってしまう人が多いけど。 乳腺外科の先生は毎回 厳しくいってるみたいだけど。  日常診療において、忙しい看護師が診察中に 別の業務のために 途中でどこかへいて行ってしまうことはよくあること。  


真相は不明であるが、単なる誤挿入であった場合、この外科医は実名報道したマスコミを名誉毀損で告訴できるんじゃないか。





他人名義のパスポートを不正に利用して日本に密入国した フィリピン人が日本で子供を産み、子供を盾に強制送還を免れようとしたが最高裁でも強制送還という判決がでてしまった。それはもう昨年の話なんだけど、特別許可とかいって引き延ばしている。それももう3月9日が限度らしい

http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009022701000294.html

帰国日決めなければ強制退去へ 日本生まれの比少女家族

  強制退去処分を受けた日本生まれのフィリピン人、カルデロン・のり子さん(13)=埼玉県蕨市立中1年=ら家族3人が在留特別許可を求めている問題で、東 京入国管理局は27日、出頭した父アランさん(36)と母サラさん(38)に対し、3月9日までにフィリピンへの帰国日を決めなければ、強制退去の手続き に入る方針を伝えた。

 一時滞在を認めた仮放免期限は3月9日まで延長されたが、延長の措置も今回が最後だという。

 入管側は既に、のり子さんだけなら在留を許可できることを伝えた上で、両親に帰国日を決めるよう要請していた。

 アランさんは出頭後の取材に「のり子はまだ1人では何もできない。悔しいです」と話した。

 サラさんは1992年、アランさんは93年に、それぞれ他人名義のパスポートで入国。のり子さんは95年に日本で生まれた。2006年に不法滞在が発覚、強制退去処分を受け、処分取り消しを求めた訴訟も昨年9月に敗訴が確定した。



いろいろマスコミ報道みたけど。「子供がかわいそう」スタイル的な報道はいかがなものか。仕方ないじゃん、そういうもんだろ。海外にいけば、誰でも一度や二度は理不尽な対応をうけて憮然とさせられることがある。俺なんて、何度体験したことか。でも異国の地に生きるってそういうもんかと割り切っていた(そういうタフさがなければ放浪はできない)  これなんて、理由が明白すぎて、俺には同情の余地すらわかない。子供に同情わかないどころか、この親にいたっては論外で、二度と日本に来ないでいだたきたい。往生際が悪すぎる。

子供だけでも残れるなんて、それだけでも砂糖どっぷりの尼尼判決であり、何が不満あるのかな。不法入国の不法労働者の分際わきまえろよ。



でも、これって氷山の一角なんだよね。

半年前に痔(内痔核)の手術をし、退院後ろくに外来も来ない患者がいた。まだ40代と若く、体格もよく痔以外に持病もないのに「生活保護」  何か働けない事情があるのかもしれない、とその当時は好意的に考えていた。

先日、福祉事務所(?)から電話がかかってきた。「先生が主治医になっている(なぜか現在形) ○○さんのことですが・・・・」 わりと珍しい名前だったのですぐに思いだした。 「現在 ○○さんは働くことができるのでしょうか」 

こんな電話がこっちにかかってくるところをみると、あのおっさんが痔の手術をしたのを盾に生活保護の甘い汁を吸っていたのは明白。だからハッキリ言ってやった

「もう半年以上まえに痔の手術をしただけで、最近は診察も何もしていないのですが常識的に考えて、40代の男性が痔の手術のあと半年間も労働不能ということは、通常考えられません」

いちいちこんなことで仕事中に電話かけてくるなよ。労働不能なら、そういう診断書を提出させろ。安易に電話かけてくrとは、さすがお役所仕事。

迷惑な話です。もう、救急車を有料化していい時期に来ているでしょう。


軽症例のみお金をとるという案もあるようだけど、全員から一律徴収でいいんじゃないか?

金額は1万円くらいでいいよ。実際はもっとかかるだろうけど、救急車有料化の真の目的はタクシー代わりの利用をやめさせることだから。



安易に救急車を要請する第三者。あなたが救急車を要請してしまったために、救急隊や病院のスタッフなど多くの人が貴重な時間を無駄にしています。本気で助ける気あるならせめて救急車に同乗して病院まで来てください。それから、単なる酔っ払いで救急車を呼ばないでください。

左翼で有名なチョンイル(別名:朝日)新聞が、とんでもない記事を書いてしまった・・・・


以下、引用
6月18日夕刊の素粒子

永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を張り、2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神。

・・・引用終了

死刑執行のゴーサインを出さなかった法務大臣(杉浦正健氏など)のほうが問題じゃないか


死刑の是非については、すでに裁判で争われており、法務大臣が判断すべきではない。

死刑囚を管理するのにも税金が使われているわけだし、それよりも被害者のことを考えれば死刑囚を生かしておくことの方がひどい。


鳩山弟は正当な業務を行っただけであり、これを風刺(とよぶのもおこがましい駄文)することは社会の木鐸がとるべき行為ではない。もうどうしょうもないね。

 私見ではあるが、腫瘍内科医の数が少ない日本において、化学療法に一番携わっているのは消化器外科だと思う。消化器外科で扱う癌の中で多いのは胃癌と大腸癌の2つ。この2つは化学療法において大きな違いがある。それは、欧米での症例数と深い関係がある。


日本では、胃癌は大腸癌と肩を並べるほど症例が多い。

しかし、欧米においては胃癌は珍しく、大腸癌が圧倒的に多い。


化学療法に限らず、薬剤においては無作為割り付け・二重盲検の臨床試験で効果を客観的に分析することが必要である。それは薬剤に限らず、医療行為すべて(手術など)でも必須であろうが、少なくても手術で二重盲検は不可能だ。実際はリンパ節郭清をどこまですればいいかなどのエビデンスがあればすごいことなんだが、まあ実現不可能。そして、抗癌剤の無作為割り付けも日本ではほぼ不可能だろう。


日本において、高額医療制度があるため、保険適応となる薬剤は普通の人でも使える。もちろんこれはいいことなのだが、そのために抗癌剤の治験(臨床試験)に参加する人は激減する。


アメリカのように、高額な医療費のかかる国では抗癌剤の治験に参加する人も多い。なぜなら、治験に参加すれば無料で抗癌剤を投与できるからだ。しかし、たとえばわずかな負担で抗癌剤治療を受けれる日本の場合、1/2の確率でプラセボ群(抗癌剤を投与されてるように見せかけて、実際はニセモノの薬が投与される。しかも、そのことを本人に伝えられない)になるような治験に参加する人は皆無だろう。これによってどのような結果になるか?


大腸癌はデータがそろう。なぜなら、欧米で十分な治験が行われるから・


胃癌はデータがそろわない。欧米では少ないから、症例の多いアジアが頼りであるが、日本で治験に参加する人は皆無。


(つづく)


今年は引っ越しなしの4月。病院も変わらず、特に変化のない4月1日であった。

夏休みを3日間頂いたので、それを連休にくっつけて5連休とし(土曜日は休めなかった)

久々に海外に行った。今回の目的地はベトナム。学生時代、バックパッカーをしていた頃、最初は東南アジアで旅の経験値を増やしていった。しかし、ベトナムに行ったことはなかった(当時はたしかビザが必要であった)


今回は初めてのベトナム。関西空港唯一の深夜便、であるタイ航空バンコク行きでバンコクを経由してハノイへ。しかし、機内にペットボトル持って行けないとは、不便になったもんだ。




Hanoi4

タイを十年以上遅らせたイメージがあるベトナム。バイクの活躍度はタイ以上(ホテルのベランダから撮影)



Hanoi2

右上の緑色の料理はRau Muong Xao Toi ( ラウ・ムオン・サオ・トーイ) 空心菜のニンニク炒め。

シンプルだが、めちゃくちゃうまかった。



Hanoi1

水上人形劇



Hanoi5

ホアンキエム湖




Hanoi3

ハノイは一泊だけ。ベトナム航空でホーチミンへ。













外科で扱う疾患は大きく2つにわけられる。


ひとつはアッペ(急性虫垂炎、いわゆる盲腸)、ヘモ(痔核、痔瘻、裂肛など)、ヘルニア(鼡径ヘルニア、大腿ヘルニア)、胆石症などのいわゆる良性疾患。


ふたつめは、大腸癌、胃癌などの悪性疾患。


癌と一口にいっても、食道癌や膵臓癌といった予後の悪い癌と胃癌・大腸癌は同列には論じられないし、同じ大腸癌でも進行度によって予後は様々である。しかし、たとえ初期の胃癌であっても、癌というものの言葉のインパクトは大きく、患者は少なからずショックを受ける。



そしてよくあるのが「未告知」



患者の家族から、知らせないでくれといわれることがよくある。「嘘も方便」の言葉通り、ハッピーにいくこともあるが、逆に作用することも少なくない。




「癌未告知が招いた悲劇:ケース①」

70歳女性。結腸癌。患者の娘からの依頼で未告知。ポリープがあるから取りましょう、ということで手術施行。stageⅢa。ケモ(化学療法)の適応であったが、未告知なので使いづらい。しかし、これも患者の娘からの強い要望で、このままでは癌になるから予防的に・・・・ということで抗癌剤を使用(内服抗生剤)

しかし、患者は一度吐き気がしたので、それ以降その薬を飲んでいなかった。予防的な薬だから、いらないと自分で判断していたのだ。そして癌を再発。再発してから死亡するまで短期間だったのは、せめてもの救いか。娘は患者と同居はしておらず、抗癌剤を飲んでない事実は知らなかった。


このようなケースは全然レアケースではなく、本当によくある。何となく、同居はしてないけど、近くに住んでる、みたいなちょっと距離を置いてる場合によくある気がする。そりゃそうだ。毎日会って嘘を突き通すのは難しい。

しかし、入院中、こっちは毎日患者と会ってるんだよ。嘘を突き通すのは、真実を話すのよりもどっと疲れる。

別のケースで、やはり癌が再発してしまった患者がいた。未告知なのに、「ホスピスに入れることは出来ないんでしょうか」ときかれた。ふざけんな、と内心は思ったけど、にっこりやんわり「未告知だから難しいですね」と答えてあげました。



「○○がんセンター」という病院はその点、未告知にする必要がないからいいな、と感じてしまう。