突然、膝の激痛が生じ、活動を停止する重篤感がある。2~3時間後には膝関節腫脹し、膝
関節の嵌頓が出現する。そのほかに疼痛、弾撥現象、雑音、膝折れ(膝くずれ)現象が特徴。
血腫は少ない。内側半月板損傷時の圧痛は内側関節裂隙の後方に、外側半月板損傷時の圧痛は
外側関節裂隙のやや前方にみられる。
軽度断裂では、受傷機転不明で、膝にひっかかり感が生ずるのみの者もいる。
※嵌頓locking:半月板の断裂片や軟骨遊離体が大腿脛骨関節裂隙にはさまり、関節が動かくなる現象
※弾撥現象:屈伸の一定角度で制限され、力を入れると屈伸可能となる現象。クリックは、軽度の弾撥現象
※膝折れgiving way :歩行中や階段を下りる際、突然膝の力が抜けてガクンと膝折れとなる現象。
中野栄煥
