帰宅後、また一休寺の月釜に行ってきました。
まず受付を済ませ待合で会記を拝見。
床のお軸は西大寺管長の画賛
桜の絵に 「萬朶の春」
前席が終わったようで、すぐにご案内があり
席入りしました。
床は千宗旦の禅の師・清巌宗渭筆の拈華微笑
「世尊 拈一枝 花 迦葉 破顔 微笑」と
横物になっています。
身の引き締まるお軸でした。
茶席に遅れたため宗旦に会えず、「懈怠比丘不期明日」
と宗旦あてに書置きをしたことで有名な方です。
裏千家の『今日庵』は、この話に由来しています。
花はしゃがと乙女椿、花入は経筒で、
一休寺常什のもの。
香合は伊賀の伽藍。
風炉先も一休寺常什のもの。
釜は透木で古天命。
炉縁は花筏蒔絵。
棚は吉野棚。
水指は新渡染付。
莨盆は一燈好のつぼつぼ透で秀斎造。
火入は織部で光右衛門造。
お菓子は三隆屋製の銘「荘子」。
夢の中で胡蝶になって飛んだという荘子の
説話に因んだものとの事でした。
菓子器は赤絵で青華造。
黒の主茶碗は東陽坊写しで左入造。
替は桜の絵で即全造。
薄器は吉野山で石斎造。
茶杓は一休寺田辺宗一和尚作での銘は酬恩。
いずれも時候に相応しい取合せでした。
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会記
待合
床 画賛 松本実道管長筆
「萬朶の春」
本席
床 清厳宗渭筆 拈華微笑
花 しゃが 乙女椿
花入 一休寺常什 経筒
香合 伊賀 伽藍
風炉先 一休寺常什
釜 透木 古天命
炉縁 花筏蒔絵
棚 吉野
水指 新渡染付
薄器 吉野山 石斎造
茶杓 一休寺 田辺宗一和尚作
銘 酬恩
茶碗 黒 東陽坊写 左入造
替 桜の絵 即全造
替 雲錦 久宝造
蓋置 三猿 浄寿造
建水 砂張
薄茶 和光 丸久小山園詰
菓子 銘 荘子 三隆屋製
菓子器 赤絵 青華造
莨盆 一燈好 つぼつぼ透 秀斎造
火入 織部 光右衛門造
以上












