この短歌集が好きで。
『傷口は包まず風の中に置く
  乾きてゆけば 癒ゆるに同じ』
とか、その強さが自分にも欲しい。
一々動揺して、泣いて怒って凹んで乱れて。
自分を内側から焦がして損なうような感じがして、でも上手くいなせない悲しい

 ここ最近、坊っちゃんに『頻尿』?が見られるので、相方さんと心配しています。おむつは取れてるんですが、家にいると本当にちょくちょく、トイレにいくんですね…。なんとなく、叱られたときや注意されたときは、殊更顕著な気がしています。いつも小だけ。ちかいうちに、病院行こうかと思ってます。

 坊っちゃんは最近ウソというか、事実と異なることを言うことか増えました。ひとつには、お気に入りのアニメーションの真似。インパクトのあったシーン、お気に入りの台詞を言いたいみたいなんですが、引用するタイミングと内容が良くない。相手の不快感を絶妙に引き出すので、イカンいかんと思いながら、こちらもつい言い方がきつくなることがあります(それくらい頻繁にある)。

あんぐり それ、アニメの話だよね?パパもママもそんなこと言った?言ってないよね。

にっこり うん。いってないニヤリ。 

あんぐり またかぃ!なにやっとんじゃームキー

 本人もこちらの顔や反応から『やっちまったかな?』感はあるけど、なにせテレビで見たときはそこから笑いや子どもキャラの有利に繋がっていくシーンなんかなので、ついニヤニヤしてる。んで、叱られて「本当は何だったの?」という話になるんですが、説明するには中々言葉が出てこない→更に問いただされる→何故か眠くなる、らしいです。PCが負荷がかかると処理が遅くなってフリーズするようなものなのでしょう。とろんとした目付きで、返事しなくなるんですね。うーん。
 こういう話をすると、療育先では『成長ですよ!丁寧に言葉を引き出しましょう✨』ていわれがちなんですが、本当にそうなんでしょうかちょっと不満。特性なのか成長過程なのかではなく、坊っちゃん個人を見ろ、比較するなというお話なら耳タコなんですが…
特性なら『基本的にどうにもならないもの。僅かなりともましになる方法を探したいもの』だし、定型さんもたどる成長過程なら、『そのうちなんとかなると期待できるもの』なんで、私的には凄い違いなんですけどね…。