空はとっても青いのにー🎵
ごめんなさい,もやもやちょっと書かせて下さい

 タイトル気になって読みました。内容的にはグレーゾーンの方なんかも含まれているようでしたが,本人の悩みや家族の苦しみなどを、真面目に取材されたんだろうなーという感じで。結構頷きながら読んでいたのですが 最後の筆者の想い?で,なんだか,なんと言いますか。 この方も4歳の娘さんがいらっしゃるので,「うちの子は普通」と信じたい保護者の気持ちは 痛いほどわかる,と前置きされた後に,こう述べられるのです。 
『しかし、その先に医療機関の受診や療育を受ける考えがなければ、子どもは苦しい人生を歩み続ける 可能性がある。難しい決断だが、事実を受け入れる勇気を持ってほしい。』 

・・・・・。勇気。 勇気。うーん,事実を受けれるのに必要なのって,保護者の「勇気」なんですかね。 勇気って、個人的には自身のバイタリティっていうか、熱量っていうか、覚悟で裏打ちしたやる気みたいなものだと思ってるんですが…。
 当たり前のように思い描いていた「普通の」未来が難しい,それを自分の中にどう着陸させるか。 望む療育が受けられない(例えば,こちら地元は受給者証がないと,市内の療育事業所の利用は公民問わず一切できない仕組みで、更に役所が療育先を指定し,同じ市内で事業所登録されている他の療育施設は公民問わず,一切並行利用は認められません。なんてのもあります),そもそも療育に繋がるのに膨大な時間がかかる。 
どんどん大きくなって,腕力も特性も強くなっていく子どもとの日常。
 親亡き後の生活。それを思い描いたときの辛さ。子どもへの悔恨,申し訳なさ,やるせなさ。
 家族へのフォロー、周囲への理解や共感をどこまで求めていいのか,また自分が出来るのか。 

・・うーん。親に求められるのは個人的には「勇気」じゃなくて,まず「気力」&「体力」。 そして「コミュニケーション力」,叶うなら「経済力」だと思います。本当はもっと安心して相談できる医療や窓口があってほしいけど、世間にそこまで余裕がないなら、踏ん張るしかないんてすよね、親が。歯を食い縛ってさ。

ひよっとしたら、ある程度自立できないかな、無理かな、大丈夫かな…お恥ずかしながら、かあちゃんの心は毎日揺れています。強くならなきゃと胸を張り直しながら、しょぼしょぼ涙も止まりません。それなのに、定型発達の親御さんから、もっと勇気を持って!とか言われたら,正直、私,どんな顔していいか、判らないショボーン。 保育士をされている奥様からこの分野への無関心を指摘され,反省の思いも込めて取材したとのことなんですが・・。なんだかちょっと,やるせなくなってしまいました。