ヤマアラシのジレンマ?なんて気にしない

炎天下でもぴったり寄り添って寝てました。

6月の言語指導で挨拶関係はまだ先だ,と言われたのですが,ダメ元でここ最近は毎朝起きると「おはよう」,食器をもってきてくれたりしたら「ありがとう」,ポカをしたら「ごめんなさい」を言ってみせ,坊ちゃんにも促しています。自発的に言うようになるのは本当に先のことだと思うのですが,「おはよう」は「おあよー」,「ありがとう」は「ありっ」「ありとっ」と言ってくれるようになりました。特に機嫌が良いときのおあよー,ありっと!はにんまり笑顔のおまけつきなので,ついついトライしてしまうかあちゃん
。対して「ごめんなさい」は口中でモグモグ,ほぼ無言です
。


坊ちゃんを見ていると,私たちが外国語を習得する過程と、彼が言葉を覚える過程は変わりないなあ,という気がします。まずは単語を覚え、覚えた単語を出来る範囲で並べてみて、なんとかそれが通じると嬉しくて繰り返し言うようになるし,伝わらないとしょげて言わなくなる。だからクリアな発音でなくても意味が解るときはオーバーに褒めて、それから正しい発音で言って見せるようにしています。か行,た行,は行に「ん」が言いずらいみたいで「あに(カニ・蟹)」「あこ(タコ・蛸)」とか,図鑑の写真を指差して一生懸命言ってくれるんですけどね。謎なのがトマトやタマゴなどはちゃんと認識している(絵本等で正しく指さす)のに,口に出して言うときは「あか(赤)」=トマト,「きー(黄)」=タマゴ,のような『色』変換してくることです。使える単語で代用しようとしてるんだろうけど,ぜひ新規獲得を目指してほしい~。
定型発達の子ならこんな分析や観察もせず,あっという間に自分で覚えていくんでしょうね。うーん,想像つかないです
。
