SMT・・・胃粘膜下腫瘍(リンパ腫、脂肪腫、異所性膵、嚢胞、GIST、平滑筋種、神経鞘腫など)
・リンパ腫…造血細胞が、Bリンパ球やTリンパ球へと分化していく過程で悪性化した血液の腫瘍
・脂肪腫…皮下組織に見られる潜在性脂肪腫と筋膜下、筋肉内、筋肉間に見られる深在性脂肪腫がある。もっとも多く見られる良性のできもの。
・異所性膵…本来の膵臓から全く別の場所に存在する膵臓組織。胃の幽門部(胃の出口)、十二指腸、上部空腸(小腸の上半分)など
・嚢胞…軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状組織成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物
・平滑筋種…腸、血管、気管、尿管といった管状の器官の壁、毛を垂直に立たせる立毛筋などの層に発生する腫瘍
・神経鞘腫…末梢神経を構成するシュワン細胞から腫瘍が生じたもの。この腫瘍は良性で、ゆっくり成長。